おはようございます。
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。
北京オリンピックが開催されるすこしまえ。
フランス人の俳優、ギャスパー・ウリエルさんがスキー事故でご逝去されました。
わたしは映画『ハンニバル・ライジング』の出演以来、彼のことが大好きで、映画『サンローラン』で主演を務められたりなど、活躍を映画の情報サイトなどで見てはとてもうれしく応援していました。
それだけにニュースで逝去された内容を何度目にしても信じられず、いまもまだすこし受け入れられていません。
まだ37歳なんですよね…。
若すぎます。
ギャスパー君の出世作となる『ハンニバル・ライジング』。
この映画でそのすがたを初めて拝見したときは、
(神様が全神経を集中して創り上げた人なの!?)
と息をのむくらい、端正なお顔立ちをされていて、ただただ衝撃を受けたことをいまも覚えています。
彼は左ほほに、えくぼのように見える特徴的な傷痕が残っているのですが、この映画では残忍な猟奇殺人鬼、ハンニバル・レクターの若かりしころを演じているだけあって、ホホの傷痕が笑うたびに浮きでてくることから、おそろしく残忍な雰囲気をより強く演出しているととても話題になっていました。
殺人鬼の設定でなくても、こんなにうつくしい人に見つめられたら動けませんけど(苦笑)
映画だけではなく、高級ブランド「シャネル」のイメージモデルを務められたりと、俳優だけではなくモデルとしても活躍されていました。
百貨店のブランドコスメの売り場は、どうしても女性のお客様向けにディスプレイや広告を貼りだしているので、メンズコスメは店頭に並んでいても、イメージ写真はすごく小さかったりするんですよね…。
ギャスパー君がシャネルのイメージモデルを務めてたって知っていたら、見に行ったんですけどね
映画『サンローラン』ではイヴ・サンローランさんの役を演じていたのですが、見た目の雰囲気も役にピッタリだと大絶賛だっただけでなく、彼自身もサンローランの役に深く入りこんでいったそうです。
さっきのレクター博士とはまた全然ちがいますよね(苦笑)
ただかっこいいだけでなく、役に応じてふんいきがまったくちがうので、
(やっぱり役者さんだなぁ。)
といまさらながらとても実感します。
北京オリンピックもあとすこしで終わりますが、スキー競技を見るたびに、彼がスキー事故で亡くなったことが頭をふとよぎるので、選手のみなさんが転倒したりするとかなりハラハラしてしまいます。
今回のオリンピックで金メダルを獲得した平野歩夢選手が、
「選手はみんな命をかけて競技に臨んでる。」
と会見でおっしゃっていましたが、スポーツはたのしい反面、気をつけないと危険もともなうことを彼の死をもって痛感します。
ギャスパー君の逝去を知ったとき、とてもかなしく涙が出たのですが、
(神様が、うつくしい姿のまま残したいと思って連れていったのかなぁ…。)
とふと思いました。
今後のギャスパー君の活躍をもう見れないことが、とても残念で悲しくてしかたがありません…。
でも彼の残した作品や功績は、これからも愛され後世に残っていきます。
ギャスパー君の作品を見ながら、彼の死を悼み、心からのご冥福をお祈りしたいと思います。
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