おはようございます。
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。
まだまだ寒い日がつづいているので、あたたかい飲みものを口にするとホッと心がゆるみますね。
まだしばらくこの寒さもつづきそうですが、あたたかくして元気に過ごしたいですね。
あなたはお化粧水を使うときにどのようにして使っていますか?
化粧水は種類によって使い方を変えたほうが良いのですが、どの種類であってもちょっとしたことで肌の奥への浸透率を高めることができます。
今日はその方法と、化粧水の種類について触れていきたいと思います。
*このブログは5分ほどで読むことができます。
読み終えたその日から化粧水の使い方が大きく変わりますよ。
それではさっそくご紹介していきます。
あなたは化粧水をえらぶときに、どのようなことを基準にしていますか?
保湿力でしょうか、それとも香りでしょうか。
はたまた美容効果でしょうか。
化粧水は各コスメメーカーからいろいろな種類が販売されています。
おなじメーカーのものであっても、さらにさまざまな種類があったりします。
ですが基本的には大きく分けると3つの種類しかありません。
・シャバシャバとした液状タイプ
・とろみのあるタイプ
・アルコールがふくまれているタイプ
となります。
あなたもシャバシャバとした液状タイプか、とろみのあるタイプの化粧水を使っていると思います。
この2種類の化粧水は、ボトルをふったときのシャバシャバ感がちがいますが、使い方もちがいます。
まずシャバシャバタイプの化粧水ですが、こちらはコットンを使ってパッティング*しながら使うことがオススメです。
理由としては、手に取りだすと液状のためこぼれやすく使いづらいことと、パッティングをした方がより肌の奥に化粧水を浸透させやすくなるためです。
*パッティングとは…肌の表面にパンパンと化粧水などをたたきこんでいくこと。
とろみのあるタイプについては手で使うことをオススメします。
その理由は、コットンに化粧水を取りだすとコットンに吸収されてしまい、肌に化粧水を浸透させることができなかったり、肌の表面でコットンが毛羽だってとても使いづらくなるからです。
種類はともあれ、使い方はどのメーカーの化粧水であっても上のどちらかであるため覚えておいてください。
なおアルコールタイプの化粧水とはどういうものかというと、名前のとおり、化粧水のなかにアルコールがふくまれています。
そのためスキンケアで使うと、反対に保湿成分が蒸発しやすくなるので肌が乾燥しやすくなります。
ではどのようなときにアルコールタイプの化粧水を使うのかというと、
・日やけをして肌が赤くなってしまったとき。
・男性のように油分の多い脂性肌の人。
に向いています。
アルコールは蒸発しやすいため気化するときに体温を下げるはたらきがあるので、日やけをして赤くなってしまった肌の体温を下げ、日やけによる痛みや赤みをやわらげることができます。
また油分をふき取る効果もすぐれているため、皮ふに厚みがあり、あぶらっぽくテカりやすい男性の肌の保湿に向いています。
なおアルコールタイプの化粧水と通常の化粧水の見分け方はとても簡単です。
ボトルをふってみてください。
アルコールは気化しやすいのでボトルをふっても泡立ちませんが、通常の化粧水は泡立つのですぐに見分けることができます。
では、ここからが本題です。
どのようにすれば、使っている化粧水をより肌の奥まで浸透させることができるのでしょうか。
その答えは、
・ホホ・おでこ・あごなど、部分ごとに分けてしっかりと化粧水をパッティングさせる。
・化粧水を使ったさいごに両手で顔を5秒包みこむ。
これだけです。
化粧水や乳液などは量より質がたいせつなのか、それとも質よりも使う量がたいせつなのかについて、よく議論されていたり質問を受けることがありますが、わたしは質より量がたいせつだと伝えています。
その理由としては、人のからだの60%以上は水分でできており、からだをつくっている細胞も水分でおおわれているからです。
赤ちゃんの肌がパンと張っていて透明感にあふれているのは、肌の細胞1つ1つがパンパンに水分でおおわれているためです。
ですが年齢とともに肌の細胞が劣化していき、水分を貯めておく力がよわまっていきます。
これにより、肌をささえているコラーゲンやエラスチンといった肌の繊維が切れはじめ、シワやたるみができていきます。
保湿について過去に、ビューティーエキスパートとして女性誌や美容関連イベントで活躍をされている大高博幸さんがとても興味深い発言をされています。
「シワができて気になる部分は、化粧水を100回パッティングしなさい。」
大高博幸さんのこの発言からも、化粧水を使う必要性やたいせつをとても強く感じます。
わたしは大高博幸さんのこの発言を拝見してから、気になる部分に化粧水を100回パッティングしています。
また全体的に乾燥肌であるため、ホホやおでこなど各パーツごとに分けてのパッティングも、そのつど化粧水をおぎないながらしっかりと保湿しています。
そのおかげもあって、実年齢よりも若く見てもらいやすく、シワも深刻な深さにはなっていません。
ちなみにわたしはシャバシャバとした液状タイプの化粧水を2種類使っています。
1つはたくさん使って肌を全体的にしっかりと保湿するため。(大量に使う用)
ですが化粧水をたくさん使うのに高い化粧水はさすがに使いづらい…。
そこで使っているのが、
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ(大容量)400ml
たくさん入っているのに価格が安く、しかも思っているよりも保湿ができるのでとても重宝しています。
またこのシリーズは敏感肌向けのタイプなので仕事でも愛用しています。
ちなみに芸能人のヘアメイクをされているヘアメイクアップアーティストさんのなかにも使っている方が多い化粧水です。
もう1つはリンクルケア*の効果が高い化粧水を使って、シワの気になる部分を中心に全体的に使っています。(こちらは適量使い)
*リンクルケアとは…シワのケアを差します。
KOSE(コーセー) インフィニティ インテンシブ リンクル ローション 160ml
わたしはアラフォー世代の女性ですが、シワが一番肌のなやみでは気になるのでシワ改善に特化した化粧水を使っています。
ただ、先日ブログでご紹介したエスティローダーの化粧水も肌への浸透率がとても良かったのでこちらに替えようか迷い中ですが(笑)
とろみのある化粧水を使っている方は、手のひらに出した化粧水を指にとってから、シワが気になる部分へトントンと化粧水をたたきこんでいきます。
そして適量を取りだしてお顔全体に化粧水を伸ばしたら、両ほほ・おでことあご・顔のりんかくをそれぞれ5秒ずつ包みこんで、肌の奥に化粧水を浸透させてください。
化粧水にも美容成分とあぶらが入っているので、手のひらであたためることによってそれらが溶けだし、より肌の奥に浸透しやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
化粧水もただ肌につけているだけではより肌の奥まで浸透させることができず、じゅうぶんなはたらきと効果を得ることができません。
使っている化粧水の種類によって使い方を変え、しっかりと肌の奥まで水分と美容成分を浸透させる。
これによって化粧水の効果も上がり、肌がうるおうだけでなく、ツヤがでるようになったりシワをうすくし改善させることができるようになります。
この内容を読んだその日からできることばかりですので、ぜひためしてみてください。
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