おはようございます。
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。
北京オリンピック盛り上がっていますね。
わたしも毎日ニュースで結果やハイライトを見ては、ドキドキとしながら気持ちが高ぶってしまいます。
夜なのに(笑)
金メダルを獲る選手がおられる一方で涙をのむ選手もおられ、ときにもらい泣きしそうになります。
悔いがのこらないよう、たのしくのびのびと競技に臨んでいただけたらうれしいなと思うばかりです。
今日のブログのタイトルのことですが、オリンピックが盛り上がっているなかでバッシングを受けている選手もおられますよね。
スキージャンプの選手・高梨沙羅さんです。
女子のノーマルヒル決勝では大ジャンプを見せ健闘されましたが、SNS上では、
といった、高梨選手への非難の声がいろいろと上がっていることが取り上げられていましたよね。
このことを知ったとき、ヘアメイクアップアーティストとしてだけでなく、おなじ女性としてとてもショックな気持ちになりました。
わたしはブログをつうじていつも、
ということをおつたえしています。
高梨選手がどのような思いをもって試合の前にメイクをしているのかは、高梨選手ご本人しかわからないことですよね。
試合前に気合いを入れるためにしているのかもしれないですし、緊張をほぐすためにメイクをしてリラックスしようとされているのかもしれないですし。
それに日本のほかの女性アスリートの方にもメイクをしている方はいらっしゃるし、海外の選手もメイクをしている方が多いですよね。
(なぜ高梨選手だけがこんなにバッシングを受けるんだろう。)
と、とても残念な気持ちになります。
高梨選手も年ごろの女性です。
マナーとしてだけではなく、オシャレとしてもメイクをたのしみたいですよ。
このように選手の方たちへのバッシングを見てつねづね思うのが、
『選手のみなさんは日本を代表してオリンピックなどの大会に参加しているけど、あなたのためにがんばってるんじゃない。最後は自分との闘いで、自分の限界を超えるためにがんばるし、大会に参加しているんだ』
ということです。
誹謗中傷する人に、
「これだけのすごいことをできるんですかね?できないでしょ?」
と、言いたい(笑)
結果を出せなくて、一番くやしい思いをしているのは選手のみなさんご本人なんですよね。
結果に文句をいうのも残念ですけど、メイクをしていることまで非難するのはほんとうにどうなんだろうかと、人間性をうたがいます。
このメイクへのバッシングのあとに競技用スーツが規定違反とみなされ、混合団体は失格とみなされましたよね…。
そのことを受けてSNSで謝罪文を投稿されていましたが、
(こんなにかわいそうなことってある?)
と、いまもブログをつづりながらもらい泣きしそうです。
メイクをする選手もいらっしゃればしない選手もいらっしゃいますが、わたしはどっちでも良いと思っています。
メイクをして気合いを入れる方もいると思いますし、汗でメイクがぐちゃぐちゃになるくらいならしない方が良いと思ってメイクをしない方もいらっしゃると思うからです。
そこにはその人の考えや思いがあるわけで、そこと結果をひもづけて非難をするのはいじめと変わらないと思います。
女性アスリートのみなさんも、競技をはなれれば一人の女性です。
オシャレをしたい、きれいになりたい、あたらしいお化粧品を使ってみたいなど、思うところはほかの女性と変わらないはずなんですよね。
このバッシングを受けてメイクをすることが怖くなってしまったり、きらいになってしまったり、もし趣味としてメイクをたのしんでいたとしてそれを止めてしまうことになったとしたら、美容にたずさわる者のひとりとしてこんなにも残念で悲しいことはないなと思うばかりです。
いまはとても心が傷ついてしまっていると思います。
メイクは傷ついて弱ってしまった心に力をあたえる効果もあるので、気持ちがすこし落ちつかれたら、メイクで心に力をつけていっていただきたいなと、ヘアメイクアップアーティストとして思います。
なによりもすこしゆっくり心とからだを休めて、また元気に競技に臨んでいただきたいなと切に願うばかりです。
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