おはようございます。
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。
クリスマスが近づいてくると街中の景色だけでなく、気持ちも高まっていきますよね。
コロナの影響で今年も自宅でクリスマスを祝う方が多いといわれていますが、感染者が減って外での食事が以前よりもしやすくなった今、いままで会えなかったお友達とあつまっていっしょにたのしい時間を過ごす予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
景色や気持ちがはなやかになると、ファッションもすこしはなやかにしたくなるのが乙女ごころですよね。
今日は私が長年愛用しているおすすめのカールローションをご紹介します。
ではさっそくご紹介していきます。
直毛さんの髪もしっかり髪をカールする「カールエックスローション」について
髪を巻くときにローションは使うべきなのか
皆さんはヘアアイロンを髪を使って巻くときにカールローションなどを使って巻いていますか？
おそらく多くの方が髪になにもつけずにそのまま巻いているのではないでしょうか。
これは髪にとっても巻き髪をつくるにあたっても大きくNGです。
なぜなにもつけずに巻くといけないのかというと、
・カールがしっかりとつきにくい
・髪が傷む
・髪が傷む
という理由からです。
これは当然の理由ですが、カールローションはカールスタイルをしっかりと長時間ながもちさせるために使います。
そのため、カールをもたせるためにいろいろな薬剤が配合されています。
パーマヘアーでたとえると、なにもつけずにパーマ用のロットを巻いても1日でパーマが取れてしまいますよね。
それとおなじです。
たとえ巻き髪であっても、カールローションを使って髪を巻いた方がカールのもち時間は大きくちがってきます。
また髪を巻くときに使う道具として、ホットカーラーではなくヘアアイロンを使う方が圧倒的に多いと思います。
ホットカーラーは手で持つことができる熱さのカーラーで髪を巻くため、大きなダメージを髪にあたえる心配はありませんが、ヘアアイロンは130℃以上の高温で髪を巻くため髪がとても傷みます。
その点カールローションには、ヘアアイロンの熱から髪を守ってくれる成分が配合されています。
熱のダメージを吸収し髪を傷みにくくしてくれるため、髪のパサつきやひろがり・えだ毛や切れ毛から髪を守ってくれます。
巻き髪の一番のなやみは、カールがとれやすいということ
巻き髪やパーマヘアーをするにあたって、もっとも多くなやむ髪質が「直毛」の髪質です。
髪質がもともとくせ毛であったりほそかったり、ダメージヘアーであるばあいは巻き髪もパーマもながもちしますが、直毛さんのばあいは時間が経つごとにどんどんカールがとれていきます。
このことは私たちが結婚式や撮影でヘアアレンジをするにあたってもおなじように苦労している部分です。
さらに結婚式のヘアセットにおいてはカール感を長時間もたせなければなりません。
このような髪質の方のカールを長もちさせてくれるのが『カールルーション』です。
直毛さんの髪もしっかり髪をカールさせる「カールエックスローション」
私が前職場のヘアメイク事務所に所属をしていたころ、おなじ事務所の先輩が、
「直毛さんの髪もしっかりカールさせてくれる良いローションをみつけたよ！」
とおしえてくださったのが、上の写真にある「ナカノ カールエックス グラマラスカール ハード」のカールローションでした。
ほかの先輩方もさっそく買われていたのですが、私もすぐに購入しました。
私が事務所に所属をしていたころは、いまのようにヘアアイロンを使ったヘアスタイルではなく、ホットカーラーを使ったヘアスタイルが流行っていました。
Hair&Make:Yukiko Ogawa(AimaBle)
ヘアアイロンではなくホットカーラーをヘアセットに使っていた理由としては、体やお顔にホットカーラーがあたってもやけどをする心配がないという点です。
そのためとても安全ではあるのですが、ヘアアイロンのように時間を短縮してカールをつけることができなければ、しっかりとしたカールをつけるためにはホットカーラーの数を増やしてこまかく巻く必要がありました。
それでも直毛の方はなにも付けずにホットカーラーで髪を巻くと、ホットカーラーをはずしたそばからカールがとれはじめるため、私たちも直毛さんのヘアセットをするときはとても苦労をしていました。
ですが先輩がおしえてくださったカールローションを使うようになってからは、直毛の方の髪にもしっかりとしたカールを付けることができるようになったので、ヘアアレンジがおおはばに楽になりました。
Hair&Make:Yukiko Ogawa(AimaBle)
カールエックス グラマラスカールの使い方
ホットカーラーを使って私たちがブライダルヘアーの髪型を作っていたときは、カールローションを髪全体にたっぷりとふってからカーラーを巻いていたのですが、ヘアアイロンはホットカーラーよりもずっと高い温度で巻くため、カールローションをつけてすぐに髪を巻いてはいけません。
なぜならば、髪がローションでぬれているため髪が焼けてしまうからです。
これでは髪をダメージから守るはずがはんたいに傷めてしまうことになります。
カールエックスを毛先を中心に髪の中間くらいまでしっかりとふったら、髪全体にくしをとおしてから乾くのを待ちます。
さきにカールエックスをふってからメイクをすると、時間短縮にもなるためおすすめです。
直毛さんのばあいは完全に乾かすよりも、すこしだけしめり気を感じるていどにしておくと、しっかりとカールをつけることができます。
そしてヘアアイロンを使って髪を巻いていきます。
髪を巻くときは髪を上下に分けて巻くことをおすすめします。
・巻き残しがなくなる
・髪の量をきんいつにわけて巻きやすくなる
・髪の量をきんいつにわけて巻きやすくなる
という理由からです。
髪質ごとにおすすめのカールエックスローションについて
直毛やごう毛・ネコっ毛でカールがつきにくい方は、しっかりとカールを付けることができるハードタイプがおすすめです。
ふんわりとしたカール感が好きな方やカールのつきやすいくせ毛・ほそい髪質の方はノーマルタイプがおすすめです。
ちなみに私は髪がほそく、パーマもカールがつきやすい髪質をしているためノーマルタイプを使っています。
すこしふんわりとしたボリュームのあるカールスタイルにできることが特徴です。
髪にダメージがあり、パサつきやツヤのない方はモイストタイプがおすすめです。
髪のダメージを修復しながらしっとりやわらかい感触のカールを作ることができます。
まとめ
カールエックスローションはすこしパーマ液のような香りがするため、いい香りとは言いにくいのですが、パーマをあてたようなしっかりとしたカールを作り出すことができるので、10年以上仕事やプライベートで愛用しています。
いつもよりもすこしオシャレをしてあつまる飲み会やパーティーへ行くのに、とれかけのカールではかなしいですよね。
しっかりとキレイにながもちするカールスタイルで、たのしくはなやかな時間をぜひすごしてくださいね。
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