おはようございます
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です
6月に映像配信型の結婚式をプランニングされている企業様がプロモーション用のビデオ撮影をされました。
こちらの動画撮影で私はヘアメイクを担当させていただいております。
動画撮影のときに写真撮影も同時進行で行われており、そのときに撮影された写真をブログでもご紹介していましたが、今回は動画掲載の許可をいただくことができましたのでブログでご紹介をしていきます。
今回のプロモーションビデオの撮影で私はメイクを担当しています。
ヘアセットは当方のスタッフが担当をしており2人体制で臨んでいます。
写真撮影と動画撮影の大きなちがいになってくる点ですが、撮影に必要となる時間が大きく変わります。
写真撮影は数時間で撮影を終えることができますが、動画撮影は10分ほどの動画を撮影する場合でも10時間を超えてくることが多いです。
今回のプロモーションビデオは再生時間が12分ほどのものですが、朝6:30からヘアメイクを開始して、撮影が終わったのは23時を回っていたのではないかと思います。
＊私たちヘアメイクは20時までだったため最終の終わり時間は分からないのですが、もしかすると23時よりも遅かったのかもしれません。
テレビドラマや映画の撮影が何日間・何か月もかかる理由が分かっていただけるかと思います。
とはいえ、同じ撮影なのに写真とくらべるとどうしてこれだけ時間がかかってしまうのでしょうか。
その理由は静止画の写真とはちがい動画がなので、モデルさんを始めとした動画に映る被写体の動きや場の雰囲気、画面から見える映り方の構成などをこまかく確認し、同じシーンを何度も撮り直すことがあるためです。
写真撮影も被写体となる人物は少しずつポーズを変えたりして動きますが、連続してシャッターを何度も切って撮影をし、その中から一番良い写真を後から選ぶことができるので、撮影場所や衣装が変わったりしても時間は動画撮影ほどかかりません。
動画撮影は映す角度やライトの当て方、被写体の動きなどを総合してその場で判断をして一番良いシーンを撮影していかなければなりません。
写真撮影と同じように動画も編集することはできますが、写真のように何度も撮影をしていくつもデータを保存することができないので後からお気に入りのシーンを選ぶことができません。
そのため何度も試行錯誤をして撮り直したり、撮影を途中で止めたりしながら少しずつ作っていく必要があるので写真撮影よりも時間がかかってしまうという仕組みになっています。
撮影をし直すことになり思わず照れ笑いをするモデルさん。
試行錯誤しながらの撮影でも笑顔で対応していただけて感謝するばかりです。
今回の撮影は大阪市内から兵庫県・芦屋市にある結婚式場、そして大阪市内と3か所での撮影があったため、（1日で終わらないのでないか）というおそれがあったのですが、撮影を担当されたカメラマンさんの技術のおかげで無事に終えることができて本当に良かったです。
撮影の後は動画の編集作業に入るのですが、ここからは動画編集さんのお仕事です。
当然のことながら私は編集にはたずさわっていないので後日談として聞いたお話になるのですが、動画の編集もとてもこまかい作業がいくつもあって大変だったと聞いています。
それを思うとドラマや映画の編集はもっと時間や労力がかかってくるのですごいお仕事ですよね。
撮影前からいろいろな準備があり、ようやく完成したプロモーションビデオです。
是非ご高覧下さいませ。
Hair:Yuki Yabe
Make:Yukiko Ogawa(AimaBle)
フォトウェディングや結婚式前撮りのブライダルヘアメイクを承っております。
1日1組様限定のためヘアメイクをしている間の時間から撮影が終わるまで
1日を楽しんでいただくことができます。
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