おはようございます。
大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
結婚式でのリハーサルのときや成人式の前撮り・当日に向けてのご連絡のやり取りの中で多いご質問の中にこのような内容があります。
というご質問です。
今日はこのご質問をもとに、美容室へ行くタイミングやオーダーの仕方について説明をしていきます。
9年間ブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクは過去に、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度1位を獲得しています。
では早速ご紹介します。
結婚式や成人式当日の前に美容室へ行く最適なタイミングは『式当日の10日~1週間前ころ』がベストです。
なぜこの時期が最適なのかというと、
・根元が黒くなってきたり前髪が伸びたりする心配が無い。
・気持ちにゆとりを持って行動することができる。
という理由からです。
順番に説明をしていきます。
1.美容室へ行く時間が作りやすい。
挙式や成人式当日が迫ってくるといろいろな準備に追われるため忙しくなります。
とくにブライダルは準備するものが多いため、忘れていることがないかと不安や焦りの気持ちが出てきたりします。
直前にカットやカラーをした方が良いと思いがちですが、直前になるとご両親やウェディングプランナーさんから必要な連絡が入ってきたり、準備物の確認や搬入に追われるので結果として美容室へ行けなくなってしまわれる方が多いからです。
ご新郎様の場合はとくに美容室へ行く時間が取れないと、髪が伸びていたり毛量が増えてしまい結婚式用にヘアセットをしても、もっさりとした感じに仕上がってしまいます。
そのため、気持ちと時間にゆとりが取れる1週間~10日前がおすすめになります。
2.根元が黒くなってきたり前髪が伸びたりする心配が無い。
ここ数年黒髪も流行っていますが、髪の色が明るくなればなるほど根元の黒い部分が目立ってきます。
時間にゆとりを持たせて2週間以上前から美容室へ行ってカラーリングやカットをしてしまうと、少し根元が伸びて黒い部分が目立ってきてしまう場合があります。
反対に式の直前にカラーリングやカットに行くと、カラーの色をもう少し明るくしたかったりもう少し髪を短くしたくなったときにやり直しができない可能性が出てきます。
ゆとりを持って美容室へ行きたいところですが、ほどよいタイミングで行くことが式前の準備としては望ましいです。
3.気持ちにゆとりを持って行動することができる。
式の1週間~10日前はまだ気持ちにゆとりのあるころです。
結婚式当日の大切な髪型や髪の色を考えたりなど、美容師さんとゆっくり相談をする時間を作ることができるので落ち着いてカットやカラーをすることができます。
また上記にも書きましたが、万が一もう少し髪を短くしたくなったり髪の色を明るくしたくなった場合ももう1度美容室へ行く時間を作りやすくなります。
式当日が近づいてくると、準備をする物が増えたりそれらの搬入のための時間が必要になってきたりととても忙しくなります。
人は気持ちが焦ったり不安を抱えているとついイライラとしてしまいます。
ご両親やお互いのパートナーにきつい言い方をしてしまったりケンカをしてしまうことも出てきます。
そのような状態で美容室へ行っても気持ちが晴れませんし楽しくもありません。
気持ちにゆとりを持って楽しく当日を迎えるためにも、少し早めに美容室へ行かれることをおすすめします。
ここまでは美容室へ行く最適なタイミングについて挙げましたが、ここからは相談をしておくと良いことについて記していきます。
美容室へ行って相談をしておくと良いことについては、
・前髪の長さと流し方・流す方向
・退色してくるカラーの色の抜け方や明るさ
が挙げられます。
ここ数年とくに多いのが「後れ毛」です。
Hair:Yukiko Ogawa(AimaBle)
ここ数年、こまかい後れ毛を数本出したアップスタイルが流行っています。
後れ毛はカットしなくても出そうと思えば出すことができますが、長過ぎたり重い仕上がりになってしまうことが多々あります。
後れ毛を出す量や長さは人によって好みがあるので、結婚式や成人式当日に希望しているアップスタイルに合う長さや量の後れ毛を美容師さんと相談をして作ってもらって下さい。
また顔周りだけではなく、えりあし部分にも出したい場合はここも相談をして作っておきましょう。
見た目の印象を決めるさいに前髪はとても重要になります。
Hair&Make:Yukiko Ogawa(AimaBle)
前髪をまっすぐ下す場合は、毛先をヘアアイロンで丸く仕上げるのかブローで自然に伸ばして仕上げるのかによってもカットする長さが変わってきます。
また横に前髪を流す場合は右と左のどちらへ流すのか、流すときに写真のように丸みを持たせて流したいのかなどもこまかく伝えて美容師さんにカットしてもらうと望みどおりの仕上がりになります。
「前髪は横に流したいです。」
とだけ伝えてしまうと、アイロンで毛先を丸く巻いたときに前髪が短くなってしまいます。
最後の仕上がりがどのようにしたいのかまできちんと伝えることがとても重要です。
退色してくるカラーの抜け方や明るさについてですが、これもとても重要です。
私も前回美容室へ行ったときにハイライトを入れてもらったのですが、色が抜けたときの明るさや退色してくる色についてもこまかく相談をして入れてもらっています。
私の髪はカラーリングを止めて地毛に戻っているので今は黒髪になっています。
髪をアップにしたときに立体感が出るようにハイライトを入れたのですが、地毛に近い色だとあまり目立たないのでわざと明るめにしています。
退色すると色が抜けていくのでカラーリングをした髪はどんどんと日を追うごとに明るくなっていきます。
カラーをしてから式の当日までに色が抜けて少しずつ髪の色が明るくなってきたときに明るすぎない方が良いのか、反対に明かるくしたいのかも伝えておくことで退色したときに良い色の仕上がりになるように染めてもらうことができます。
また私の場合、退色すると染めた部分が赤く抜けていきます。
私は赤く染めるのも好きなので全然問題ないのですが、それが嫌な人もいらっしゃると思います。
退色してきたときに赤く抜けない方が良いのか赤く抜けても大丈夫なのかや、自分の髪が何色に抜けやすいのかも美容師さんに診てもらうと今後のカラーリングでもオーダーがしやすくなるのでおすすめです。
ちなみに私は赤く抜けても良いのですが、今回はハイライトの効果を出したいので赤く抜けないようにカラーリングをしてもらっています。
なので今も写真の色よりも明るくはなっていますが赤く抜けてはいません
結婚式は事前にヘアメイクリハーサルがあります。
*無いところもありますので結婚式場にご確認ください。
ヘアメイクリハーサルは髪型とメイクを合わせて全体的な雰囲気を見て、当日のスタイルを決めるために行うものなので前もって美容室へ行く必要はありません。
ヘアメイクリハーサルでは、後れ毛をどのくらいの量でどこに出すのかや、前髪をどう流すのかなどをしっかりと打ち合わせて決めてください。
それを元に挙式当日の前に美容室で後れ毛や前髪を作ると、当日ご希望どおりの髪型に仕上がります。
そのためにもヘアメイクリハーサルでどのような髪型にしたいのかをしっかりと打ち合わせて決めてくださいね。
今日は成人式や結婚式前の美容室へ行くタイミングと髪型のオーダーについてご紹介をしました。
長年、成人式や結婚式でヘアメイクを担当していますが、ご質問が多いにも関わらずなかなか教えてもらえない部分です。
知っておくことで当日の髪型の満足度や気持ちのゆとりが全然ちがってくるので、私はブライダルリハーサルやメールのやり取りの中で必ずお伝えするようにしています。
このブログの内容がこれから結婚式や成人式を控えている皆様のお役に立てるとうれしいです。
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