おはようございます
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です
皆さんはメイクをするとき、どのような明るさでメイクをすると良いのかをご存じでしょうか?
今日はどのような照明を使えばメイクがきれいに仕上がるのかについて説明をしていきます。
このブログの信頼性について
9年間ブライダルヘアメイクの経験を積みました。
現在、フリーランスとしてCMや個人撮影などの現場で活動を続けています。
では早速ご紹介していきます。
メイクをきれいに仕上げるために必要なのが「明るさ」です。
その中でも自然光(=太陽の光)が一番きれいに仕上がります。
これには理由があって、自然光には紫・赤など、目で見える全ての色が波長として含まれていて、アイシャドウやファンデーションなどの色がそのままの色で目に見えるからです。
勉強や仕事のときに使う蛍光灯は、自然光に近い発色をさせるように考えて作られた光です。
中でもここ数年活用されている自然光LEDライトは、自然光と同じ波長の色を含んでいるため、太陽の光に非常に近い光になっています。
そのため、自然光が入りにくい室内でのメイクのときは蛍光灯を使うことがおすすめです。
蛍光灯を使うときに気をつけて欲しいのが、「光の色」です。
この写真のように、少し黄色い蛍光灯や白熱灯のライトがありますよね。
この色だと光の色が黄色いので、アイシャドウやチーク・ファンデーションの発色がとても分かりづらくなります。
理由としては、蛍光灯の黄色い光に化粧品の中に入っている黄色の要素が吸収されてしまい、色の濃さや発色がとても分かりづらくなるからです。
とくに日本人の肌は黄色人種と呼ばれ黄色みが強いので、肌の黄色い色素が光に吸収されてしまい、ベースメイクの仕上がりがとても白くなってしまったり、アイメイクがとても濃い仕上がりになってしまう可能性が大きくなります。
たまにテレビを観ていると、芸能人が楽屋でメイクをしている様子が映し出されることがありますが、楽屋の鏡の隣に付いているライトは白い蛍光灯が使わていることがほとんどです。
このような感じ。
ホテルのパウダールームや結婚式場では場の雰囲気をエレガントにまとめるため、黄色い蛍光灯を使うところが多いのですが、さきほども挙げたように肌の色や化粧品の発色具合が分かりにくくメイクにも時間がかかるので、私は現場に蛍光灯を持っていくことがあります。
私が使っているものにとても近い形の蛍光灯です。
かさばるし荷物にはなりますが、メイクのクオリティを上げることが第一優先。
私にとってなくてはならない大切な道具です。
蛍光灯の光が白なので、肌の色や化粧品の色が吸収されることもなく、色の濃さやメイクのバランス・発色の仕方を確認しながらメイクをすることができます
とは言え一番良いのはやはり自然光です。
自然光が入ってくる室内や窓際があれば、そこを使ってメイクをするようにしています。
蛍光灯の光でも十分なのですが、自然光の方が光がやわらかく肌や化粧品の色もよりそのままの色で発色されるからです。
上の写真を見ても全体の明るさがふんわりとやさしい色合いになっているので実感していただけると思います。
・白い光の蛍光灯は自然光にとてもよく似た光の波長をしているので、自然光が入りにくい室内でのメイクに適している。
・黄色い蛍光灯は肌や化粧品などの黄色の要素を吸収し、色の発色や濃さが分かりにくいのでメイクをするさいにはあまり適さない。
照明の色を変えるだけで、ファンデーションの色が自分の肌色に合っているのかや、アイメイクやチークがどれくらいの濃さで発色しているのかもすごく分かりやすくなるのでよりメイクがきれいに仕上がるようになります。
メイクをする場所やお部屋を変えたりして、メイクがしやすい光を使ってメイクをしてみてくださいね。
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