秋の夜長、みなさんはどう過ごされていますか?
私は映画漬けになってますww
今日は久しぶりにその観た映画のレビューをUPしていきます☆
では、ストーリーから。
南北戦争末期。
自ら兵隊を志願し戦争に参加してから3年が経ったインマン(ジュード・ロウ)は、出征前に1度だけキスをした恋人のエイダ(ニコール・キッドマン)に渡された銅版写真と本、戦地に届いた彼女からの手紙3通を心の支えに苛酷な戦場でかろうじて生き延びていました。
彼女と再び再会する為に…。
一方、エイダは古井戸に鏡をかざして見てみると、雪景色の中を舞い飛ぶカラスの間から歩いてくるインマンの姿が!
でも、彼女の意志とは裏腹に道の半ばで崩れ落ちるインマンの姿が不吉に映し出されるのでした。
解説をしますと、
全米ベストセラーになった同名小説の映画化。
南北戦争の中、愛する女性の待つ故郷へ旅を続ける脱走兵と彼を待つ恋人の苦難を描いた壮大なスケールのラブ・ストーリー♡
第76回アカデミー賞6部門でノミネートされています。
主演は『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞に輝いたニコール・キッドマンと『リプリー』で注目を集めたジュード・ロウ。
そして『シカゴ』の演技とは全く違う顔を見せるレニー・ゼルウィガー。
監督は『イングリッシュ・ペイシェント』でその年の賞を総なめにしたアンソニー・ミンゲラ。
激動の時代の中で、強く生き抜く女性の強さが感動を呼ぶ作品です。
戦争映画って結構悲惨な場面が多いのですが、この映画ももちろんそんな場面が多々、出てきます。
この映画の中で、ジュード扮するインマンは、途中脱走兵になるのですが、それを追う義勇軍とは名ばかりの野蛮な連中に何度も襲われます。
この義勇軍に襲われるのはインマンだけではないのですが、こう言うのを観ると、本当に戦争の愚かさと悲しさを痛感します。
お嬢様育ちのエイダに、強く荒野で生きる女性を演じたレニーが荒野での生活を教えるのですが、最初は反感を覚えつつも、強く、少々のことではめげないほどタフに生き抜くエイダの姿がとてもかっこいいです☆
私的にこの映画の良さは、現代のようにメールも電話もない時代に、お互いの安否も分からず、届くかどうかすら分からない手紙だけを頼りに、ただ逢いたいと言う重いだけを心の支えに愛を貫き通すところが切なくもあり、人を愛すると言うことの真意を考えさせる点にあると思います。
途中、ナタリー・ポートマン扮する美しい未亡人が登場するのですが、インマンに寂しい胸の内を見せる彼女にも、「愛している女性がいる」と欲情することなく去っていくシーンがあるのですが、Momも、「良い人やねぇ」としみじみ語っていました。
今は携帯1つで告白したり、別れたり、恋愛がお手軽なように感じます。
その場の雰囲気に流された恋愛も多いような…。
よく昔の人が、「昔は今みたいに携帯がなかったから、電話するのも実家に繋がるしドキドキしながら電話をしたりしたよ」なんて言うのを聞くと、恋愛がすごく純粋なものに感じられます。
ラストはお互いの愛情の深さが随所に溢れ出ますが、衝撃的な結末が待っています!
現代の甘ーい、ラブストーリーとは全く違う、この切なくも感動的なラブストーリーを実際に観て感じてくださいね☆
私的評価:☆☆☆☆☆
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