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 こんばんは☆
 なかなかUPができなくてすみませんでした(;´Д`A ```
 今日はTVでオンエアされていた洋画のレビューをUPします☆


 『ティアーズ・オブ・ザ・サン』
 
 皆さんはこの洋画をご覧になったでしょうか?
 先に簡単にあらすじと解説をしますね。
 
 この映画は戦火を舞台にしたヒューマン・ドラマです。
 監督は「トレーニング・デイ」のアントワン・フークワ。
 出演は『ダイ・ハード4.0』で講演をしているブルース・ウィリス、『マトリックス・レボリューションズ』のモニカ・ベルッチです。

 アメリカ海軍特殊部隊シールのA.K.ウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)にとって、人生とは軍隊のことであり、ミッションの遂行こそが、生きる目的の全て。
 過去23年間にわたる軍人としての輝かしいキャリア。
 そのほとんどが、記録に残ることのない極秘作戦…。
 いまや彼は7人の戦術スペシャリストを率い、任務遂行率100パーセントを誇る精鋭部隊の隊長として、司令官の絶対的な信頼を得ていました☆
 ウォーターズに与えられた新たな任務は、「内戦下のナイジェリアから、アメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックを救出せよ」とのもの。
 クーデターによって大統領一家を殺した反乱軍は、暴虐の限りを尽くし、生命の危機にさらされた外国人は次々に国外脱出していました。
 そんな中、国際的な医療奉仕団のスタッフとして内戦の犠牲者の治療にあたるリーナ(モニカ・ベルッチ)は、いまなお辺境の村の教会にとどまっていました。
 そこに反乱軍が進軍しているとの情報が…!!


 戦争映画って実は苦手なんです(;´Д`A ```
 『エイリアン』や『13日の金曜日』etcのホラー系も血がたくさん出たりして苦手なんですけど、あれらはフィクションですが、戦争って今なおリアルに起こっているし、リアルだからこそ生々しくて観るに耐え難いんです;
 人ってここまで残酷になれるのかと言う現実を突きつけられますよね。
 それもたった一人の人間の命令に従って、尊い命が消えていくんですよ。
 無力な子供やお年寄りも関係なく。
 こと、『プライベート・ライアン』を観てからは特に苦手に;;
 なので観ようか迷ったのですが、この映画は観て良かったです☆
 内容的にはたった7名のスペシャリストとは言え少数精鋭の部隊が、大規模なクーデター軍に立ち向かうことになるのですが、『300(スリーハンドレッド)』並みにありえないようなストーリー展開(;´Д`A ```
 少し、リアルな戦争映画とはかけ離れた設定と言うのもあったのかもしれませんが、それで観れて分けじゃないんですよ☆
 
 私がこの映画を観て良かったと思ったのは、ただただ、人が忠義のために死んでいくだけの映画ではなかったと言う点です。
 あらすじにも記しましたが、ブルース・ウィリス演じる大佐は任務の遂行のみを重んじる人。
 その為なら、人を欺き・時には見捨てることも…。
 でも、彼は無抵抗な人々が惨殺されていく場面を目の当たりにして考えを変え、忠義よりも人命を守ることを選び、命令に反し、自分の部下を巻き添えにしてまでも遂行する道を選ぶところに、人の心の温かさ・戦争と言う劣悪な状況下では残酷さだけが精神を支配するのではないと言うことを観てとれたからです。
 
 私がこの映画の中で一番心に残っているシーンは、敵が間近に迫り、任務を遂行させる為に難民を見捨てるか、それとも自分達の命を懸けてまで難民を守るかをウィリスが部下に尋ねる場面です。
 ここで部下達ははっきりとした自分の意見を告げるのですが、ウィリスへの信頼の厚さ・今まで守ってきた人々を窮地に立ったからと見捨てるのかと言ったことを言葉として表すのですが、とても心にグッとくるものがありました☆
 ラストの戦闘シーンは涙が出ました。・゚・(ノд`)・゚・。
 
 戦争の悲惨さだけでなく、それ以上に関係もないのに巻き込まれる人達や実際に戦場で交錯するであろう人としての心の動向が見て取れる、心に響く良い作品でした。

 私的評価:☆☆☆☆☆

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