おはようございます。

 ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。



 皆さんはメイクをするときになにを使ってメイクをしていますか?

 

 メイクをするときに使う道具として挙げられるのが、スポンジ・パフ・チップ、そしてメイクブラシです。

この中のどれも使わずにメイクを仕上げているという人はあまりいないのではないでしょうか。

 

 

 メイク道具は直接肌に触れるものなので、定期的に洗ってあげなければなりません。

なぜならば皮脂や化粧品が付着し、雑菌が増えるからです。

 

 毎日洗ったほうが良いのかというと、洗う手間や乾かすのに時間がかかってしまうためそこまでしなくても大丈夫ですが、湿度と気温が高いいまの季節は雑菌が繁殖しやすいので、できれば3日に1度は洗ってあげてほしいです。

 

 私は仕事がらたくさんの人のメイクをしていますが、どうしているのかというと洗い替えをいくつか用意しています。

 

 とくに今はコロナウィルスの付着も心配なので、パフやチップはビニール袋に小分けして入れ、帰宅してすぐ洗うようにしています。

 

 またメイク用スポンジは毎回使うたびに使い捨てているため、つぎの仕事で使うときはあたらしいものを使えるようにしています。

いまは30個くらい入ったスポンジがドラッグストアなどでも買えるようになっているのでとても便利です。

私が使っているのと同じスポンジです。

 

 

 コロナ前までは、ファンデーションなどが付いた部分をハサミで切って使う大きめのスポンジを使っていたのですが、いまの状況下ではそれもあまり衛生的ではないため使い捨てできるスポンジを使うようになりました。

このスポンジは5面あるため毎回キレイな面を使ってメイクができるので、お客様の人数が多いときにもとても重宝しています。

 

 

 このようなメイク道具の中で一番洗うのに手間がかかるのがメイクブラシです。

メイクブラシはおもに動物の毛がメインで作られていますが、チップやパフにくらべると乾くのに日にちがかかります。

真夏の暑い日でも3日ほどかかると思います。

 

たまに、

「メイクブラシって洗ったあとドライヤーで乾かせば、はやく乾くんじゃないですか?」

と言われることがありますが、さきほども挙げたようにメイクブラシは動物の毛でできているものがほとんどなので、ドライヤーで乾かすと毛先がぱさぱさになっていたんでしまったり、広がったまま形が戻らなくなってしまうことがあります。

 

 高級毛といわれるコリンスキーの毛はとてもデリケートなため、とく気をつけなければなりません。

 

 

 

 私はメイクブラシのお手入れをどうしているのかというと、以前ブログでもご紹介した、携帯電話などの小物るいを紫外線殺菌できる、除菌ボックスに入れてUV殺菌をしています。

 

 この除菌ボックスについては過去記事、3 COINSで購入した『除菌ボックス』☆をご覧ください。

 

 

 UVケアをして除菌をしているため清潔にはなっていますが、ブラシにアイシャドウやファンデーションがずっと付いたままなのは気持ち良いものではないですし、使いたいアイシャドウやチークの色がブラシに付いていると、ほかの色を使うときに色が混ざってにごってくるので最低でも月に1度は洗うようにしています。

 

 この洗う回数ですが、仕事で使う回数が多かったり、今のように湿度と気温が高いときは月に2・3度洗うこともありますし、あまり使わなかったときは月に1度にとどめるようにしていたりもします。

 

 洗う回数に変化を付けている理由としては、動物の毛を使った天然毛のブラシが多いので、洗いすぎると摩擦でブラシがぱさぱさになってしまい、肌に当てたときにチクチクして不快感を与えてしまうからです。

 


 仕事終わりにメイクブラシを洗いました。


 よくいただくご質問の中に、

 「メイクブラシやチップはなにで洗えば良いですか?」

とよく聞かれるのですが、私は固形せっけんで洗っています。

メイクブラシは専用の洗浄剤が販売されていたりもしますが、固形せっけんでじゅうぶんです。


 メイクブラシの洗い方は、

1.ブラシをまずしっかりと水でぬらし、ブラシに付いているよごれやほこりなどをかんたんにすすぎます。

2.固形せっけんをぬらし、せっけんの上をブラシでなでるようにしてブラシにせっけんを付けていきます。
このときブラシを横にふると毛がいたむので、ブラシの毛流れと同じように上から下へなでるようにして両面を洗います。

3.てのひらの上で軽くブラシをにぎるようにして、やさしくこすりながらさらに泡立てていきます。

4.しっかりと流水で泡といっしょによごれをキレイに洗いながし、軽くてのひらでにぎりって水気をしぼったら、ティッシュやタオルでくるんでさらに水分を取りのぞき、コップなどに立てかけて乾燥させます。

*チップも同様の方法で洗い、ティッシュの上に寝かせて乾燥させます。


 すこし手間に感じますが、洗ってキレイになったメイクブラシは見ているだけですがすがしい気持ちになりますし、使っていてもとても清潔で心地いいです。



 たとえ自分用のメイクブラシやチップであっても、皮脂やほこりなどが付いていると不衛生です。
メイクが上手になるコツは、道具をキレイにメンテナンスして使っているかどうかで決まります。

 

 これはメイクブラシやスポンジだけではなく、鏡やビューラーなどにも当てはまります。

またこれは私の持論ではなく、多くの有名なメイクアップアーティストの方々も、道具をたいせつに使うことや清潔にたもつことのたいせつさを語っていたり、それがメイクの上達にも関係しているとも話されています。


 みなさんのメイクブラシやチップは自分用のものだと思いますが、定期的に洗ってあげてくださいね。

 

 

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