こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。

雑貨店さんの『キーホルダー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】

雑貨店さんが、『キーホルダー』をおすすめしている店頭看板です。

単に、『キーホルダーがあります』とお知らせしています。

できれば、『今、キーホルダーが、どのように使われているのか？』を、付け加えてみたいですね。

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『＞』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。

【現状看板の文章】

＞今日は、１０：００～１５：００です

＞キーホルダーあります

→まず、『今、キーホルダーはどのように使われているのか？』からスタートします。

→例えば、『キーホルダーと言えばお土産の定番でしたが、今は、ファッションアイテムのワンポイントとして選ばれています』

→この後、『その理由』や『どこに着けられているのか？』を示すといいでしょう。

→例えば、『リュックの肩部のDカンに』など

→さらに、『どんなキーホルダーが人気なのか？』も伝えます。

→最後に、行動の促しです。

【変更後看板の文章】

＜例えば＞

◆店頭看板の事例（雑貨店のキーホルダー）

キーホルダーと言えばお土産の定番
でしたが、今は、ファッションアイ
テムのワンポイントとして選ばれて
います。

選ばれる理由は、目立ち過ぎずに個
性を出せる所が人気のようです。

例えば、
◆リュックの肩部のDカンに
◆バックやポーチの紐の根元に
◆傘につけてマイ傘のマーカーに

特に、透明感やフルカラーの発色が
キレイとアクリルキーホルダー大人
気です。

店内で、あなたのお気に入りを見つ
けて下さいね！
『店名』『電話番号』『営業時間』

【今回のポイント】

→『商品がある』とお知らせするだけでなく、お客さんが知らない魅力を伝えることが今回のポイントです。

→例えば、『どのように使われているのか？』

→例えば、『どんな理由があるからなのか？』

→例えば、『どこに着けられているのか？』

→例えば、『どんなキーホルダーが人気なのか？』

→こんな感じで、お客さんにお知らせすると、だんだん興味が湧いて来ます。

→その上で、実際の商品の前まで、お客さんを連れて来るように促せばいいのです。

こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則