こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
ストレッチ専門店さんの『ストレッチ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
ストレッチ専門店さんが、『ストレッチ』をおすすめしている店頭看板です。
『マッサージよりも効く』の部分を、さらに詳しく伝えたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>寝ているだけで姿勢改善!
>体験コース 30分/2800~(税抜)
>定額コース 40分/9800~(税抜)
>・食べても太りにくい体づくり
>・キレイな体のライン
>・全身の血行が良くなる
>・マッサージよりも効く
>お問合せ→『電話番号』
→まずは、呼び掛けから始めます。
→例えば、『長時間のデスクワークや立ち仕事で、体に疲れが溜まっているあなたに』
→次に、問い掛けです。
→例えば、『マッサージを受けてもその効果は一時的と感じていませんか?』
→この後、ストレッチの効果を伝えます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(ストレッチ専門店のストレッチ)
体に疲れが溜まっているあなたに
マッサージを受けても、その効果は
一時的と感じていませんか?
実は、マッサージだけでなく、スト
レッチで体をほぐすことで、マッサ
ージの効果を長続きさせることがで
きます。さらにストレッチは、血流
を良くし、筋肉のこわばりを体幹か
ら和らげ、体のバランスを整えるこ
とも可能です。
短い時間でできるものから、じっく
りと時間をかけるものまで、あなた
に合ったストレッチを見つけます。
体験コース 30分¥3000~
疲れたなと感じたら、早めにご相談
くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→あれもできるこれもできると数多くをお知らせするよりも、1つに絞って深く伝えることが今回のポイントです。
→こうすることで、お客さんに共感しながら寄り添えるので、距離感が縮まります。
→その上で、商品サービスのつなげると、必要性を感じるのです。
→まずは、体験コースで納得してもらい、その後定額コースをお誘いしましょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則