店頭看板の事例(不動産仲介業のお部屋探し) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

不動産仲介業さんの『お部屋探し』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

不動産仲介業さんが、『お部屋探し』をご案内している店頭看板です。

 

シンプルに『お部屋探しのことなら』とお知らせしています。

 

できれば、お客さんが迷っていることを解決してあげたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>お部屋探しのことなら

>「店名」当ビル2F

>お待ちしてます

>「電話番号」

 

 

 

→まずは、お客さんが迷っていることを投げ掛けます。

 

→例えば、『初めてのお部屋探し、何を基準で選べばいいのか迷いませんか?』

 

→そして、その基準となる事柄を伝えましょう。

 

→例えば、『実は、3つの基準を知ると選びやすいですよ』

 

→この後、その3つの基準を説明します。

 

→最後は行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(不動産仲介業のお部屋探し)

初めてのお部屋探し、何を基準で選
べばいいのか迷いませんか?

実は、次の3つ基準を知ると選びや
すいですよ。

(1)家賃
予算オーバーは長続きしないので、
予算に合った物件を選ぶこと
(2)エリア
通勤、通学時間や利便性を考慮して
生活しやすいエリアを選ぶこと
(3)間取り
リビングが広い、独立キッチンを持
つなど、適した間取りを選ぶこと

事前に連絡いただけば、お好みの物
件をご用意しておきます。
まずは、お気軽にご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→「どのような基準でお部屋探しをすればいいのか?」を伝えることが今回のポイントです。

 

→そのために、選ぶための基準を伝えることで、お部屋探しがとてもラクになります。

 

→また、このような基準を基に探してもらうと、お客さんだけでなく、不動産仲介業側もやりやすいのです。

 

→このような基準は、プロの不動産仲介業側では当たり前でも、お客さんは知りません。

 

→だから、事前にお伝えする必要があるのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則