こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
大福専門店さんの『フルーツ大福』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
大福専門店さんが、『フルーツ大福』をおすすめしている店頭看板です。
『季節限定で旬のフルーツを』と希少性を伝えています。
できれば、もうちょっと興味を示してもらえることを付け加えてみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>季節限定
>もも、メロン、すいか大福
>始まりました!
>旬のフルーツをぜひ
>味わってみてください・・・!
→まずは、現状を少しお知らせします。
→例えば、『今、旬のフルーツを贅沢に使った大福が大人気です』
→そして、『どんな大福なのか?』を伝えます。
→例えば、『ふわふわ、もちもちのお餅に、甘~いフルーツがたっぷり詰まっています』
→この後、『どんなシーンで使うのか?』、そのシーンが浮かぶようにするといいでしょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(大福専門店のフルーツ大福)
福が大人気です。
ふわふわ、もちもちのお餅に、甘~
いフルーツがたっぷりと詰まってい
ます。
お友達とのおしゃべりに、旬のフル
ーツ大福をお供にすると、和やかな
雰囲気になることでしょう。
もも、メロン、すいか、3つの大福
をご用意!
季節限定のため、数量に限りがあり
ます。気になりましたらお早めに!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→単に希少性をお知らせするだけでなく、興味を示すようにお伝えすることが今回のポイントです。
→そのために、『今、人気なのか?』、『どんな大福なのか?』、『どんなシーンで使うのか?』
→これらを伝えることで、興味を示してもらうのです。
→その後で、季節限定と希少性を伝えましょう。
→ちょっとしたことですが、お客さんに興味を示してもらわないと、どんなに良い商品でも素通りされてしまいます。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則