こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
スーパー店さんの『焼き芋』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
スーパー店さんが、『焼き芋』をおすすめしている店頭看板です。
どちらか言うと、『焼き芋』は冬の食べ物のイメージがあります。
しかし、今、夏場の焼き芋が人気です。
この辺りで、まとめてみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>お店いちおし
>あま~い
>やきいも
>あつあつ
>ほくほく
→まず、『焼き芋』のイメージから伝えます。
→例えば、『焼き芋と言えば、冬の食べ物と思っていませんか?』
→そして、『実は、夏にもピッタリな冷やし焼き芋が、今静かなブームになっているんですよ!』
→この後、冷やし焼き芋の特徴を伝えます。
→そして、『ぜひチャレンジしてほしい』ことを伝えて行動を促すといいでしょう。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(スーパー店の焼き芋)
ていませんか?
実は、夏にもピッタリな冷やし焼き
芋が、今静かなブームになっている
んですよ。特に、甘味が濃厚なねっ
とり系の安納芋、紅はるか、シルク
スイートがおすすめ!
暑い夏の日々、食欲が落ちてしまう
時にこそ、美味しくて栄養満点の冷
やし焼き芋が活躍します。
その背景には、栄養価の高さと冷た
いデザート感覚で楽しめることが大
きな理由です。
冬だけでなく、夏も焼き芋を楽しむ
新しいスタイルに、ぜひチャレンジ
してください。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『あつあつ、ほくほくの焼き芋』も美味しいですが、ちょっと違った食べ方があることを伝えることが今回のポイントです。
→このような新しいスタイルを伝えることで、好奇心を持ってもらえるお客さんが現れます。
→そうすると、急に食べたくなるのです。
→もちろん、『あつあつ、ほくほくの焼き芋』が好きな人もいるでしょう。
→でも、新しい食べ方を知ると、楽しみが増えるのです。
→伝え方の視点を少し変わると、魅力がアップしますよ。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則