こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
ストレッチ専門店さんの『肩甲骨はがし』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
ストレッチ専門店さんが、『肩甲骨はがし』をおすすめしている店頭看板です。
イラストとキーワードで、シンプルにお知らせしています。
イラストがとても目立っていいですね。
これをメッセージにして発信してみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ストレッチ専門店
>肩甲骨はがし
>・首こり
>・肩のつらさ
>・頭痛
>・姿勢の悪さ
>全てに効果アリ
>15分体験
>500円
→まずは、問い掛けからスタートします。
→例えば、『仕事や家事で肩や首に、コリやハリを感じることはありませんか?』
→このように問い掛けることで、『自分事になる人』と『他人事ままの人』に分かれるでしょう。
→メッセージを発信するには、最初に分けることが、結構重要になります。
→なぜなら、メッセージは、『自分事になる人』にしか届かないからです。
→この後、『原因の1つは・・・』とすれば、聞きたくなります。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(ストレッチ専門店の肩甲骨はがし)
を感じることはありませんか?
原因の1つは、肩甲骨まわりの筋肉
が硬くなり、動きが悪くなっている
からです。
しかし、肩甲骨まわりは自分では手
が届きにくく、ほぐしたくてもほぐ
せない厄介な所になります。
そんな時は、我慢せずストレッチを
を受けてみて下さい。
横になっているだけで、肩甲骨まわ
りの筋肉がほぐれて、動きやすくな
り、血行や代謝がよくなりスッキリ
しますよ!
まずは、肩甲骨はがしの体験から!
15分 ¥500
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→シンプルにお知らせするよりも、メッセージにして伝えることが今回のポイントです。
→『15分 500円』というお手頃感は、魅力を感じます。
→しかし、行動するまでは至らないことが多いです。
→行動するには、それなりも必要性がいります。
→メッセージは、そんな必要性に気付いてもらうためのものです。
→その上で、価格での感情を刺激すると、『ちょっと、体験してみようかしら』となるお客さんが、一定数います。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則