店頭看板の事例(整骨院のアロママッサージ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

整骨院さんの『アロママッサージ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

整骨院さんが、『アロママッサー』をおすすめしている店頭看板です。

 

『アロママッサージ、はじめました』と、新サービスを紹介しています。

 

できれば、『どんなお客さんにおすすめしているか?』を付け加えると、もっと興味を持ってもらえるはずです。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>アロママッサージ

>はじめました

>¥1500 キャンペーン価格です!

>・ヘッド ・ハンド

>・デコルト・フット

>4月23日9:00~

 

 

 

→では、どんなお客さんにおすすめすればいいのでしょうか?

 

→例えば、『仕事や家事が忙しくて、気持ちが落ち着かず、全身がだるくなることはありませんか?』

 

→そして、その原因を伝えます。

 

→例えば、『それは、心身の緊張や疲労のサインです』

 

→この後、『アロママッサージをはじめたこと』を伝えます。

 

→簡単な説明をして、最後に行動を促すのです。

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(整骨院のアロママッサー)

仕事や家事が忙しくて、気持ちが落
ち着かず、全身がだるくなることは
ありませんか?

それは、心身の緊張や疲労のサイン
です。

そんな方に、アロママッサージをは
じめました!

アロマの香りとマッサージを組み合
わせることで、リラックス効果がよ
り期待できるのです。

ヘッド、ハンド、デコルトなど
1カ所 ¥1500
お試しキャンペーン価格です。

疲れがたまっているかもと思ったら
ひどくなる前に、ぜひどうぞ!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『何を始めた』だけでなく、『誰に、何を始めた』のかを伝えることが今回のポイントです。

 

→『誰に』を加えることで、お客さんの現状に寄り添うことができます。

 

→そうすると、自分事になるので、興味を持ってくれるのです。

 

→自分事と思わない情報は、お客さんの目に入らないと思って下さいね。

 

→ちょっとしたことですが、大きな違いなのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則