こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
写真スタジオ店さんの『七五三前撮り』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
写真スタジオ店さんが、『七五三前撮り』をおすすめしている店頭看板です。
商品メニューを中心にお知らせしています。
できれば、『どんなお客さんにおすすめしたいのか?』を付け加えてみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>753前撮りPLAN
><5/1~6/30>
>前撮りパックB ¥46000
>データ60cut 写真Book
>3種からえらべるフレーム1点
>その他プラン多数ございます!
>スタッフまでお声がけ下さい
>『店名』
→まず、『七五三の目的』を簡単に伝えたいと思います。
→例えば、『今までの成長への感謝とこれからの成長を願う七五三!』
→この後、『思い出の写真は、今を逃すともう撮れません』と、ちょっと刺激してあげましょう。
→こうすることで、『お子さんの成長記録を写真に残したい』と感じたお客さんに、投げ掛けるのです。
→そして、『最近は、前撮りが人気』であることを伝えます。
→この後、商品メニューにつなげて、最後に行動を促すといいでしょう。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(写真スタジオ店の七五三前撮り)
成長を願う七五三!
思い出の写真は、今を逃すともう撮
れません。
日頃着ることがない特別な衣装を着
たお子さんの成長記録を、プロの高
い技術で写真に残してみませんか?
最近は七五三のお参りと写真撮影を
別の日に行う、前撮りが人気です。
特に、5月~6月は混雑しないので
お子さんと一緒に楽しみながら、自
然な笑顔の瞬間が残せますよ!
七五三前撮り パックB
¥46000
・撮影料・データ60点・Book
写真50点・フレーム写真1点
まずは、こちらまでご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『何をおすすめするのか?』も大切ですが、『どんなお客さんにおすすめしたいのか?』を付け加えること大切で、それが今回のポイントです。
→特に、タイミングに関する情報は外せません。
→なぜなら、『このタイミングを逃すと、もう撮れないから』です。
→そうすると、『今すぐ、何とかしなければ』と、決断しやすくなります。
→店頭看板は、『最初の決断』をさせるのに役立つツールです。
→『最初の決断』とは、『相談してもらう』ことになります。
→この『最初の決断』までの大きな壁を、越えやすくする必要があるのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則