こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。
飲食店さんの『ハンバーグ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
飲食店さんが、『ハンバーグ』をおすすめしている店頭看板です。
シンプルに、『人気Ｎｏ．１ハンバーグ』だけをお知らせしています。
それだけで、『ハンバーグが食べたい』となればいいのですが、もう少しメッセージが欲しいですね。
この辺りを、ちょっとプラスしてみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『＞』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
＞人気Ｎｏ．１
＞ハンバーグ
＞階段降りて右！
→まず、問い掛けからスタートします。
→例えば、『なぜハンバーグは多くの方に、人気なのでしょうか？』
→このようなベタな問い掛けでも、『なぜだろう？』と、思ってもらえるお客さんが多いです。
→これが問い掛けの強みと言えます。
→この後、問い掛けの答えを伝えるのです。
→そして、『ハンバーグを食べるまで』をイメージしてもらいます。
→ここが少しでもイメージしてもらえれば、一気に、『食べたい』と思うのです。
→最後は、もちろん行動の促しを忘れずに！
【変更後看板の文章】
＜例えば＞
◆店頭看板の事例（飲食店のハンバーグ）
なのでしょうか？
それは、お年寄りからお子さんまで
親しみやすく、味がしっかり付いて
いてハズレがなく、リーズナブルな
価格が魅力的だからです。
ジュージューと音を出しながら、熱
々の鉄板でお持ちしますので、肉感
たっぷりの肉汁をお楽しみ下さい。
当店人気Ｎｏ．１ハンバーグ
肉の美味しさとソースの味わいを食
べたくなったら階段降りて右まで！
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→シンプルに商品名だけでは伝わらないメッセージを、伝えることが今回のポイントです。
→そうすると、興味を持ってもらえるので、『ハンバーグが食べたい』と思うお客さんが増えて来ます。
→なぜなら、ほとんどの人が、『何を食べるのか？』を、決めていないからです。
→なので、ハンバーグをイメージしてもらえれば、決めてもらいやすくなります。
→そのために、メッセージは強力です。
→ちょっと意識すると、反応率が変わって来ることでしょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則