こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
エステサロン店さんの『ブライダルシェービング』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
エステサロン店さんが、『ブライダルシェービング』をおすすめしている店頭看板です。
おすすめしたいことを、しっかりとお知らせしています。
できれば、『なぜブライダルシェービングをしなければいけいのか?』を伝えると、もっと興味を持ってもらえるでしょう。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>プチブライダル(店舗限定)
>ドレスを着る方にオススメ
>高保湿シェービング
>クレンジング、眉カット、お顔そり、
>襟深そり、背中(肩甲骨まで)
>※施術1週間前まで
>にパッチテストのご来店必須
>¥12500
→まず、『誰に、おすすめしているのか?』から伝えます。
→例えば、『結婚式でドレスを着る機会があるあなたに』と呼び掛けたとしましょう。
→この後、『なぜブライダルシェービングをしなければいけいのか?』につなげて行くのです。
→例えば、『式の前のシェービングは、お顔だけでよいと思っていませんか?』と投げ掛けます。
→そして、『実は、主役であるあなたは注目されるため、後ろや横から見られることが多いです』と、現状をしっかり伝えるのです。
→この流れをさらに伝え続けます。
→そうしておいて、『ブライダルシェービング』につなげるのです。
→こうすると、一定数のお客さんに、『それなら、必要かも』と感じてもらえます。
→そして、最後は、やっぱり行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(エステサロン店のブライダルシェービング)
なたに
式の前のシェービングは、お顔だけ
でよいと思っていませんか?
実は、主役であるあなたは注目され
るため、後ろや横から見られること
が多いです。特に、ライトの当たり
方やゲストとの距離によっては、う
なじや背中、腕の付け根などの産毛
が意外と目立ち、折角のドレスが台
無しになります。だから、ドレスか
ら出る部分はキレイにシェービング
する必要があるのです。
ブライダルシェービングケア
¥12500
産毛とともに古い角質も取り除き、
美容液成分を浸透させますので、お
肌もしっとり潤います。最高の1日
にするために、ぜひご予約を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『何をお知らせするか?』だけでなく、『なぜおすすめするのか?』を付け加えることが今回のポイントです。
→これを伝えると、必要性がでるので、興味を持ってもらえるお客さんが増えて来ます。
→なぜなら、やっぱり、結婚式は、最高の1日にしたいからです。
→このように感じると、もう『ブライダルシェービング』をせずにはいられなくなります。
→実際に、ドレスから出る部分を、『ブライダルシェービング』すると、胸元の『デコルテ部分』がレフ版効果で、さらに明るい印象になるのも事実です。
→これらの効果を知らないお客さんに、店頭看板だけでなく、接客でも伝えてあげると、お客さんに大変喜ばれますよ。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則