こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
豆専門店さんの『ピーナッツバター』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
豆専門店さんが、『ピーナッツバター』をおすすめしている店頭看板です。
豆専門店さんの『ピーナッツバター』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
豆専門店さんが、『ピーナッツバター』をおすすめしている店頭看板です。
お店として、『挽きたてのピーナッツバターはいかがですか?』と、『何を売りたいのか?』をハッキリさせています。
これはこれでいいのかもしれません。
なぜなら、『挽きたてのピーナッツバターが食べたいお客さん』には、響くからです。
しかし、できれば、『まだ食べたことがないお客さん』にも、刺激してみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>挽きたてのピーナッツバター
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>挽きたてのピーナッツバター
>はいかがですか?
>コレステロールを減らす
>働きや血圧を下げる効果
>もあるといわれている
>ピーナッツバター
>無添加なので
>お子様にも安心
→では、『まだ食べたことがないお客さん』に、どのように伝えればいいのでしょうか?
→伝える方法は色々ありますが、一番簡単な方法は、『現状のシーン』で問い掛けるのです。
→例えば、『トーストに何を塗って食べていますか?』、こんな問い掛けでもお客さんは、これを読むと、つい反応してしまいます。
→そうしたら、反応を予測して、次の投げ掛けをするのです。
→例えば、『バターやハチミツが多いようですが、最近はピーナッツバターが大人気!』とします。
→この後は、その理由と商品の特徴、行動の促しと続ければいいでしょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(豆専門店のピーナッツバター)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(豆専門店のピーナッツバター)
トーストに何を塗って食べています
か?
ネラルなどの栄養が豊富で、中性脂
肪やコレステロールなどを減らす働
きがあるからです。
また、当店のピーナッツバターは挽
きたてなので、ナッツの香ばしい香
りと味わいが違います。
ぜひ店内でご試食を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
か?
バターやハチミツが多いようですが
最近はピーナッツバターが大人気!
理由は、タンパク質やビタミン、ミ
ネラルなどの栄養が豊富で、中性脂
肪やコレステロールなどを減らす働
きがあるからです。
また、当店のピーナッツバターは挽
きたてなので、ナッツの香ばしい香
りと味わいが違います。
ぜひ店内でご試食を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→単に商品をおすすめするよりも、『お客さんの現状のシーン』」で問い掛けることが今回のポイントです。
→商品のおすすめだけだと、ほとんどのお客さんは興味を持ちません。
→しかし、問い掛けることで、そんなお客さんでも、読んでもらえます。
→そうなれば、一定数のお客さんが、『一度試食してみようかしら!』と、行動してもらえるのです。
→今回の店頭看板の役割は、これで十分でしょう。
→今回の店頭看板の役割は、これで十分でしょう。
→試食してみて、その香りや味に好感を持ってもらえれば買ってもらえますし、もしも、好みが合わず、買ってもらえなかったとしても、試食してもらえただけでも効果はあります
→なぜなら、人は、誰かと同じ行動を取るからです。
→一人が試食すれば、その後何人も続けて試食されることでしょう。
→そうなれば、その中から、買ってもらえるお客さんが、必ず現れます。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
(無理な勧誘はしませんので、安心してご相談下さい)