こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
歯科医院さんの『ほうれい線の原因』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
歯科医院さんが、『ほうれい線の原因』をお知らせしている店頭看板です。
イラストを使っているので、とても目立ちます。
歯科医院さんの『ほうれい線の原因』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
歯科医院さんが、『ほうれい線の原因』をお知らせしている店頭看板です。
イラストを使っているので、とても目立ちます。
ただ、『原因』をお知らせしているのに、項目が多いです。
厳密には、これは、『要因』になります。
細かいことですが、『原因』と『要因』の違いを知っておくと便利です。
◆『原因』とは、問題を発生させるもの
◆『要因』とは、問題に影響を与えるもの
になります。
つまり、通常、1つの『原因』に、複数の『要因』があるのことが多いです。
では、『ほうれい線の原因』は、一体何でしょうか?
この辺りを付け加えてみますね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ほうれい線 口の中が原因?
>・咬み合わせ
>・舌の癖
>・無表情
>・口角(唇)が下がっている
>・歯周病
>・笑ているとき口角(唇のはし)が上がらない
>・はぎしり、くいしばり
>気になる方は、お気軽に当院にご相談下さい。
>『店名』
→『ほうれい線 口の中に原因?』と、びっくりさせるのも1つの方法です。
→『痛みの解消』の場合はそれでもいいかもしれませんが、『望みの達成』の場合は、お客さんに寄り添った流れを作ってあげましょう。
→例えば、『朝ふと鏡を見た時に、ほうれい線が気になることはありませんか?』と、まず投げ掛けます。
→そして、『ほうれい線とは、〇〇のことです』と、現状に疑問を持たせるのです。
→その上で、ズバリ『原因』を言い切ります。
→ここがとても大切です。
→お客さんに、『えっ、そうだったのか』と、ここでびっくりさせましょう。
→このように、『原因』をハッキリさせた上で、それぞれの『要因』に対応するのです。
→ここでは、歯科医院に関する『要因』で、対応しましょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院のほうれい線の原因)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院のほうれい線の原因)
朝ふと鏡を見た時に、ほうれい線が
気になることはありませんか?
一見皮膚の老化に見えますが、実は
口周りの筋肉の老化で起こります。
つまり口周りの筋肉を動かすことで
ほうれい線は浅くなるのです。
そのためには、よく笑う、よく話す
よく噛む、偏った噛み方をしない等
しかし、虫歯や歯周病があると、満
足に噛むことができません。
ほうれい線がイヤだな~と感じたら
歯科医院にもご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
気になることはありませんか?
ほうれい線は、小鼻から口元にかけ
て現れる皮膚のたるみのことです。
一見皮膚の老化に見えますが、実は
口周りの筋肉の老化で起こります。
つまり口周りの筋肉を動かすことで
ほうれい線は浅くなるのです。
そのためには、よく笑う、よく話す
よく噛む、偏った噛み方をしない等
しかし、虫歯や歯周病があると、満
足に噛むことができません。
ほうれい線がイヤだな~と感じたら
歯科医院にもご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→いきなり『原因』を伝えるよりも、まずお客さんに寄り添ってから、ズバリ『原因』を伝えことが今回のポイントです。
→このような流れを作ると、お客さんに行動してもらいやすくなります。
→イラストは、よく目立つのですが、なかなか行動しません。
→しかし、このような流れで、『原因』を伝えると行動しやすくなるのです。
→『そうか、口周りの筋肉の老化か』と、記憶されるので行動につながりやすくなります。
→例えば、食事でよく噛もうとしても、虫歯や歯周病があると、できませんよね。
→この時、お客さんにとって、『虫歯や歯周病の治療がイヤなのか?』、『ほうれい線が気になるのがイヤなのか?』、どちらか選ぶのです。
→そうすると、選んだ方の行動を取ることでしょう。
→店頭看板は、そのきっかけになればいいのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
(無理な勧誘はしませんので、安心してご相談下さい)