店頭看板の事例(居酒屋店のちょい飲み) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

居酒屋店さんの『ちょい飲み』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

居酒屋店さんが、『ちょい飲み』をおすすめしている店頭看板です。
 
最近は、『がっつり、ベロベロに飲む』のでなく、『サクッと飲んで、サッと帰る』お客さんが増えています。
 
原因の1つは、『残業が減った』ことです。
 
このことで、早く帰れるようになりました。
 
しかし、あまり早く家に帰っても、落ち着かないのです。
 
それと、『残業代も減る』ので、飲み代も限られて来ます。
 
このようなことから、『ちょい飲み』が増えたのです。
 
この辺りを、少し付け加えてみたいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>お気軽
>ちょっと
>一杯飲様
>歓迎!
 
 
 
→まずは、素直に投げ掛けてみましょう。
 
→例えば、『仕事終わりに、ちょっと飲んでいきませんか?』
 
→この後、『ちょい飲み』の良さを、さりげなく伝えます。
 
→例えば、『サクッと飲んで、サッと帰る、家飲みにはない、ちょい飲みの心地よさがありますよ』
 
→このように刺激するだけで、『そうよな~、家で飲んでも休まらないしな~』と感じるでしょう。
 
→要するに、お酒好きな人は、何かのきっかけがあれば、それを理由に飲みたいのです。
 
→そこを察してあげて下さい。
 
→最後も、ちょっと刺激して、きっかけを作ってあげます。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(居酒屋店のちょい飲み)
仕事終わりに、ちょっと飲んでいき
ませんか?

 

『サクッと飲んで、サッと帰る』
家飲みにはない、ちょい飲みの心地
よさがありますよ。

 

お酒とおつまみメニューも充実!

『家に帰るにはちょっと早いな~』
と思ったら、ぜひお立ち寄りを!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『ちょい飲み』をおすすめするだけでなく、『ちょい飲み』の良さを共感してあげることが今回のポイントです。
 
→とにかく、お酒好きのお客さんに、共感してあげましょう。
 
→なぜなら、共感するだけで、お酒を飲むきっかけになるからです。

→これをするだけで、すごく簡単に行動してもらえます。

→理由は、それくらいお酒が好きだからです。
 
→この習慣があるお客さんは、通常、ガマンしています。
 
→そこを刺激するのです。
 
→『がっつりはダメだけど、ちょっとだけなら・・・』と感じてもらいます。
 
→それが、『1時間で、1000円代なら、いいか』となるのです。
 


こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
 
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