お客さんには販売する前に教育する必要がある | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。


ホームページやブログから、『商品を売る』場合、次の3つのステップが必要になります。

 

それは、

 

◆(1)『集客』

 

◆(2)『教育』

 

◆(3)『販売』

 

この3つです。

 

 

 

(1)の『集客』では、『どんなお客さんを集めたいのか?』を、まずハッキリさせます。

 

そして、そのお客さんが、『どんなキーワードで検索するのか?』を意識して、ホームページの内容やブログの記事を書くようにしなければいけません。

 

なぜなら、『キーワード検索』で、検索ページの上位に表示されなければ、存在しないのと同じだからです。

 

また、例え、『キーワード検索』から、集めたいお客さんを集めたとしても、次の(2)の『教育』をしっかりとしていなければ、(3)の『販売』につながらないと思って下さい。

 

では、お客さんを教育するとは、一体何を教え育てればいいのでしょうか?


例えば、『集めたいお客さんの悩み』をハッキリさせて、その悩みの『キーワード検索』で、お客さんを集めたとしましょう。

 

そのお客さんは、当然、その悩みの解決策が知りたくて検索されています。

 

なので、『そのやり方を教えればいい』と考えてしまいますが、それではいけないのです。

 

これは、『教育』ではなく、単なる『指示』になります。

 

『教育』とは、その悩みに対して、お客さん自身で考えてもらうことです。


そのために、必要なのが、『解決後、どのようなイメージになるのか?』と、『その結果につながる原因は、何なのか?』を伝えます。

 

 

つまり、

 

◆(A)『集めたいお客さんの悩み』

◆(B)『解決後のイメージ』

 

◆(C)『結果につながる原因』

 

 

この3つを繰り返し伝えて、考えてもらうことが『教育』につながります。

 

なぜなら、これらを繰り返し読み続けていると、同じような悩みに共感し、解決後の結果がイメージできて、その原因も理解できるようになるからです。

 

 

例えば、『ランディングページ』と言われる、『商品を売る』ためのページでは、何回も何回も、(A)の『悩み』、(B)の『結果』、(C)の『原因』が繰り返し伝えられていることが多いでしょう。

 

『説明文の中』でとか、『お客さんの体験談の中』でとかで伝えられます。

 

 

この時、もし(C)の『原因』が、『忙しい』、『お金がない』、『自信がない』などの言い訳から、『行動できない』ことが原因であったとしたら、もうその理由では断れなくなっているのです。

 

つまり、断れないように『教育』されたことになります。

 

 

 

さらに、ここまで、(A)の『悩み』、(B)の『結果』、(C)の『原因』は、何回も繰り返し伝えられていますが、『どこから始めればいいのか?』の『具体的な行動』は、ずっと言われないままです。

 

これを、『じらし』と言います。

 

人は、じらされれば、じらされるほど、そのことが知りたくなるものです。

 

 

 

そのような状態になるまで、じらしておいて、(3)の『販売』のページへ、『具体的には、こちらへ』と誘導されると、その指示に従ってしまいます。

 

 

しかし、そのページに行ったとしても、『教育』が不十分だと、断る理由がつぶし切れていないので、『商品を買う行動』を取ってもらえないことが多いです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

これは、悩みを解決したイメージがどんなにできていても、その解決策を例えしっかり理解できたとしても、不安が払しょくされないのでダメなのです。

 

 


お客さんを行動させるには、『教育』がいります。

 

なので、『お客さんの最終の行動』から逆算して、『教育』する必要があるのです。

 

 


これは、一見、『商品を売る』ためのように聞こえるかもしれません。

 

しかし、本当は、『お客さんに行動してもらう』ために必要なことなのです。

 

行動して、お客さんに変化してもらうためには、どうしても『教育』が必要になります。

 

 

 

もし今、『集客』と『販売』中心で、『教育』の要素が少なければ、一度見直してみて下さい。

 

かならず、行動されるお客さんが増えて来ると思いますよ。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則