店頭看板の事例(スポーツバーのサッカー観戦) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

スポーツバーさんの『サッカー観戦』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

スポーツバーさんが、『サッカー観戦』をおすすめしている店頭看板です。
 
実際の競技場に行かなくても、スポーツ観戦できるところが増えています。
 
テレビ鑑賞料を直接お客さんから徴収せず、家庭用テレビを使えば、お店でも問題なくテレビ放映できるようです。
 
今回の看板は、そんなスポーツバーさんが、『サッカー日本代表戦を放映していること』をお知らせしています。
 
できれば、楽しく『サッカー観戦』しているシーンが、イメージできるようにしたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>スポーツバー
>『店名』
>『商品名』生ビール
>通はコレ!
>600エン→300エン
>サッカー 本日19時より
>日本代表戦放映!
 
 
 
→楽しく『サッカー観戦』しているシーンが、イメージできるようにするには、どうすればいいのでしょうか?
 
→色々ありと思いますが、やっぱり、『ゴールシーン』がたまりませんね。
 
→であれば、例えば、『ゴールシーンがたまらないあなたに』と、呼び掛けます。
 
→そして、『イエーイと、ハイタッチしながら、みんなで一緒に叫んでみませんか?』と問い掛けると、ちょっと楽しいシーンが見えて来ませんか?
 
→この後、『スポーツバーなら、一人よりももっと盛り上がりますよ!』と続ければ、『サッカー観戦』しているシーンが、イメージしやすくなるでしょう。
 
→楽しいシーンをイメージしてもらった後は、『今日、何を放映するのか?』を伝えればいいのです。
 
→最後は、行動の促しも忘れずに!



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(スポーツバーのサッカー観戦)
ゴールシーンがたまらないあなたに

 

『イエーイ』とハイタッチしながら
みんなで一緒に叫んでみませんか?

 

スポーツバーなら、一人よりももっ
と盛り上がりますよ!

サッカー日本代表戦
本日19時より放映

通が喜ぶ『商品名』生ビールもご用
意しています。

みんなで盛り上がりたくなったら、
ぜひご参加を!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→単に、『いつ、どこで、何を』だけをお知らせするのでなく、『楽しいシーン』がイメージできるようにすることが、今回のポイントです。
 
→特に、『好きなことの楽しいシーン』がイメージされると、思わず行動したくなります。
 
→そうすると、『何が何でも、参加したい』となるものです。
 
→参加するために、時間調整するかもしれませんね。
 
→それくらい、『好きなことの楽しいシーン』には、力があります。
 
→今は、スカパーやダゾーンなどに加入すれば、お気に入りのスポーツを見るのは簡単です。
 
→しかし、一人よりもみんなと一緒に見る方が、より楽しくなります。
 
→ここを刺激してあげるのです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則