こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
販売や販売促進の世界では、『横文字言葉』が多く使われています。
なぜなら、その意味を日本語にするのが難しいからです。
しかし、その『横文字言葉』をシッカリと理解していないと、分かったつもりになって、上手く使いこなせません。
そこで、私なりに無理やり、『横文字言葉』を意味づけることにします。
<例えば>
◆『マーケティング』
マーケティングとは、『市場で売れる商品を作り、顧客に売れる仕組みを作る』こと
◆『ターゲット』
ターゲットとは、市場で売れる商品を作る時に、『想定する顧客』のこと
◆『ベネフィット』
ベネフィットとは、『ターゲット』が、『求める変化』のこと
◆『コンテンツ』
コンテンツとは、『ベネフィット』を実現するための『商品の特徴』のこと
◆『コンセプト』
コンセプトとは、『ターゲット』と『ベネフィット』と『コンテンツ』を組み合わせた考えのこと
これは、『想定する顧客が求める変化を、実現する商品の特徴や仕組み』と言えるでしょう。
もっと簡単に言うと、『誰に、何ができる、何をする仕組み』です。
どうでしょうか?
ほんの一部で、もっと他の意味づけもできるでしょうが、自分なりの意味づけをしておくと、『横文字言葉』が、とても使いやすくなります。
そうすると、事業にとってとても重要な『コンセプト』を考える時も、ぐ~んと考えやすくなるのです。
<例えば>
コンセプトとは、『ターゲット』と『ベネフィット』と『コンテンツ』を組み合わせた考えのことだから、それぞれを考えて後で組み合わせればいいのです。
◆『ターゲット』には、どんな望みや悩みがある人を想定すればいいのだろうか?
◆『ベネフィット』として、ターゲットは、どんな変化を求めているのだろうか?
◆『コンテンツ』として、そのために、どんな商品の特徴があればいいのだろうか?
これらがハッキリすると、『コンセプト』がハッキリするので、『お客さんに商品を売る』ことが、とてもやりやすくなるのです。
つまり、マーケティングを考える上で、これらの『横文字言葉』は、とても便利なツールになります。
ちょっと意識して、シッカリ使いこなせるようにしておきたいですね。
その他にも、重要な『横文字言葉』があります。
それは、
<例えば>
◆『コミットメント』
コミットメントとは、積極的に関わることで、決断するとか、約束するとか、の意味合いがあります。
具体例で分かりやすいのが、有名なコマーシャルの中に出て来る、『結果にコミットする』という使い方です。
これは、提供者側からすると、『結果を約束する』となります。
一方のお客さんの側からすると、『結果へ決断する』となるでしょう。
ちなみに、このコマーシャルでの『コンセプト』は、『人は変われる』です。
この意味は、『変わりたくても変われない人に、変わることで自信を持ってもう仕組みを提供する』と想像できます。
このような考えの上に、『結果にコミットする』と、言葉と映像で示されれば、興味を持ってしまう人も多いでしょう。
どうでしょうか?
『横文字言葉』に関心を持ってもらえたでしょうか?
関心を持ってもらえたなら、次は、『横文字言葉』を意味づけて、使いこなせるようにしておくと、伝える力がぐ~んと上がって来ますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則