店頭看板の事例(市観光ステーションの看板情報) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

市観光ステーションさんの『看板情報』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

市観光ステーションさんが、市民相互のふれあい交流を図るために活躍されています。
 
その入口にある看板です。
 
ピークを迎える花粉に対する注意を、イラストも使って面白く促しています。
 
でも、折角なので、何か情報提供してみたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>風邪菌には強かったが
>花粉には弱い
>(イラスト)
>杉もヒノキもない国に行きたい
 
 
 
→花粉症の対策には、イラストにもあるように、『眼鏡やマスク』などいろいろあります。
 
→『目薬や鼻炎薬、飲み薬』などもあるでしょう。
 
→でも、折角、情報提供するのですから、あまり知られていないことで、簡単にできることを紹介してみたいですね。
 
→例えば、『白色ワセリン』とかは、どうでしょうか?
 
→これは、症状に対する薬ではなく、花粉そのものを体の中に入れにくくする対策です。
 
→ここが、あまり知られていない情報なのですが、『花粉は、体に直接入るのではなく、一度、肌にバウンドして入って来る』ため、粘り気のある白色ワセリンでくっ付けて防ぐやり方になります。
 
→この辺りを、看板で伝えるといいでしょう。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(市観光ステーションの看板情報)
できれば杉やヒノキもない国に行き
たい、でも、そんなことはできませ
んよね!
そんな花粉が苦手なあなたに

白色ワセリンが花粉に効果的なのを
ご存知ですか?

実は、花粉は、体に直接入るのでは
なく、一度肌にバウンドして入って
来ます。そのため、粘り気のある白
色ワセリンを、目のふちやまぶた、
鼻の入口や中に塗ることで、花粉の
侵入を防ぐことができるのです。

辛くてガマンできない方は、一度、
試してみて下さい。




【今回のポイント】

→注意することだけを伝えるのではなく、しっかりと情報提供することが今回のポイントです。
 
→このように注意することで、早めに準備ができるので、効果はあると思います。
 
→しかし、『情報提供すること』が目的のようなので、看板でも情報提供したいですね。
 
→今回の『白色ワセリン』は、1つの例になります。
 
→他にもあれば、シリーズで書くこともできるでしょう。
 
→シリーズにしてもいいくらい花粉の季節は長いです。
 
→もちろん、文章だけでなく、イラストで描いてもいいと思います。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則