こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
歯科医院さんの『歯みがき剤』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
歯科医院さんが、『歯みがき剤』をおすすめしている店頭看板です。
歯科医院さんの『歯みがき剤』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
歯科医院さんが、『歯みがき剤』をおすすめしている店頭看板です。
フッ素濃度の上限基準が変更したことによる、新製品の『歯みがき剤』の紹介を詳しくしています。
『季節の話題』から入って、『基準の変更のニュース』、それに対する『新商品の紹介』、そして『行動の促し』と、とてもいい流れです。
これはこれでいいと思います。
これに、『ストーリー性』を持たせると、もっとよくなるでしょう。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>12月
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>12月
>きらびやかなイルミネーションが
>街を彩る季節になりましたね。
>さて、今年の3月17日に歯みがき剤の
>フッ化物(フッ素)濃度の上限が
>1000ppm以下から、1500ppm以下まで
>引きあげられました!それにともない
>『商品名』のフッ化物濃度が今までの
>『商品名』のフッ化物濃度が今までの
>950ppmから1450ppmになりました!
>今まで使って方も、まだ使ったことがない方も
>ぜひ一度お試し下さい。
>『店名』
→では、『ストーリー性』を持たせるには、どうすればいいでしょうか?
→今回のような『基準の変更』を伝える場合、どうしても説明型になりやすいです。
→なので、『比較するストーリー』を作ります。
→この場合、『フッ素入り歯みがき剤』と、『歯医者で塗るフッ素』の違いを比較するのです。
→例えば、『フッ素入り歯みがき剤と、歯医者で塗るフッ素の違いとは?』とすると、そこにストーリーが生まれます。
→そして、『どこが違うのか?』
→さらに、『どう違うのか?』
→その上で、『今回の上限基準の変更で、どうなるのか?』などを伝えていくのです。
→このような簡単なストーリーでも、『えっ、何々、どこが違うの?』と、興味を持ちやすくなります。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院の歯みがき剤)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院の歯みがき剤)
フッ素入り歯みがき剤と、歯医者で
塗るフッ素の違いとは?
塗るフッ素の違いとは?
一番の違いは、フッ素の濃度!
歯医者が塗るフッ素は高濃度で
約9000ppm、塗布する目安回
数は3~4カ月が理想です。それを
自宅で簡単にできる歯みがき剤は、
低濃度で、今までは950ppm。
それが今回の改正で1450ppm
まで濃度アップ!
歯は食事する度に、酸で溶け、再石
灰化の繰り返しを行っています。こ
のバランスが崩れたのが虫歯です。
虫歯予防にはフッ素の活用がとても
効果的と言われています。
まだの方は、ぜひお試しを!
『店名』
【今回のポイント】
→基準の変更を説明するだけでなく、ストーリー性を持たせて伝えることが今回のポイントです。
→今回ストーリーのポイントは、『えっ、何々、どこが違うの?』になります。
→最初に、このように感じてもらえれば、きっと最後まで読んでもらえるのです。
→特に、長い文章の場合は、このような仕掛けがないと、読まれません。
→『何を書くのか?』も大切ですが、『最後まで、どう書けば読んでもらうのか?』はもっと大切になります。
→興味を持って読んでもらえれば、その中から行動してもらえる方が、きっと出てくるはずです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則