店頭看板の事例(美容室の男性のカットモデル) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

美容室さんの『男性カットモデル』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

美容室さんが、『男性のカットモデル』を募集している店頭看板です。
 
美容室を利用する男性のお客さんの利用率は、全体で2割強と言われています。
 
特に、20代男性のお客さんの利用率は、4割強です。
 
4割強と言えば、20代男性のお客さんは、もう立派なターゲットになります。

であれば、『男性のカットモデル』でなく、『20代男性のカットモデル』を募集した方がいいですね。
 


ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>男性のカットモデル募集
>当店の来店が初めての方限定
>詳細は↓
>『電話番号』
 
 
 
→単に、『20代の男性の方へ』呼び掛けるのではなく、『こんなことで困っている20代の男性のあなたに』としたいですね。
 
→『当店の来店が初めての方限定』なので、美容室が初めての方も多いと思います。
 
→なので、そのきっかけの1つになるように、『美容室の男性カットモデル』と、投げ掛けましょう。
 
→そして、美容室を使うことで、『どんな良い結果になるのか?』、想像させてあげます。
 
→最後は、行動の促しです。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(美容室の男性のカットモデル)
自分に合うお店が理容室では、なか
なか見つからない20代男性のあな
たに

思い切って、美容室の男性カットモ
デルで、美容室デビューしてみませ
んか?

髪のお悩みのご相談やオシャレへの
きっかけづくりができますよ!

当店が初めての方限定です。
詳しくは、こちらまで!
『店名』『電話番号』『担当者名』




【今回のポイント】

→『男性のカットモデル』と曖昧に呼び掛けるのでなく、『20代男性のカットモデル』とハッキリさせて呼び掛けることが今回のポイントです。
 
→『20代男性のカットモデル』とハッキリさせると、イメージが湧きやすくなるので、『どんなことで困っているのか?』が、より具体的になります。
 
→ここが具体的になれば、共感しやすくなり、『どんなことを提案すればいいのか?』も、ハッキリするでしょう。
 
→今回は、『カットモデル』の募集ですが、『20代男性のお客さんを集客する』店頭看板を書いてもいいと思います。
 
→それくらい、20代男性のお客さんにとって、美容室は当たり前になって来ているのです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則