なぜ、お客さんとつながりを持たなければいけないのか? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。


お店の業績を伸ばしていくためには、次の2つのステップが大切です。

 

それは、

 

◆ステップ1:『つながりを持つこと』

 

◆ステップ2:『きっかけを作ること』

 

この2つは、車の両輪でバランスよく回らないと、真っ直ぐ走ることができません。


ステップ1の『つながりを持つこと』とは、あなたとお客さんとのつながりです。

 

つまり、『誰が、誰に、つながりを持つのか?』が、とても重要になります。

 

なぜなら、『誰が、やっているのか?』、『どんな想いやメッセージがあるのか?』が、ハッキリ分からないと、怖くて信用できないからです。

 

その意味では、『何を、やっているのか?』よりも、『誰が、やっているのか?』の方が重要と言えるでしょう。

 

 

 

では、お客さんにつながりを持って、信用してもらうには、どうすればいいのでしょうか?

 

つながりを持つということから考えると、『あなたの人柄』を知ってもらうことが一番です。

 

『あなたがどんな人で、どんな習慣ができる人なのか?』を、お客さんに知ってもらいましょう。

 

 

<例えば>

 

◆新規のお客さんには、3日以内に『手書きのお礼状』を出して、お客さんの誕生日には、『手書きのお誕生日メッセージはがき』を当日までに着くように、お誕生日の3日前に投函する

 

◆お客さんの悩みごとや達成したい望みのこと、お客さんに約束できることなどを、ブログ記事で毎日投稿する

 

◆ご利用頂いているお客さんのことや、一緒に働いている仲間のこと、お役立ち情報などを、ニュースレターにまとめて毎月1回、リピートしてもらっているお客さんに発送する

 

 

 

これらのことを数年やり続けることで、『あなたがどんな人で、どんな習慣ができる人なのか?』を伝えることができるのです。

 

そうすると、これらを読んだお客さんは、『この人は、きっと約束を守れる人だ』と思ってもらえて、信用されるようになるでしょう。

 

 

しかし、これらのことは、積み重ねが必要で、最低でも1年以上継続しなければ効果が出て来ません。

 

このように言うと、『そこまで、待ってられない』と言って、やらない方が多いです。

 

 

だから、お客さんとのつながりが持てなくて、業績がだんだん伸びなくなってくる理由の1つになるのかもしれませんね。

 

逆に、これらのことを理解して、淡々とやり続けている方は、お客さんとのつながりを実感できるので、自信を持って、ステップ2の『きっかけを作ること』に進めるのです。

 

 

ここで言う『きっかけを作ること』とは、『今、何をすると、何ができる』と、『お客さんがメリットを得られる、きっかけを伝えること』を言います。

 

 

これを『つながりのある人』から言われたら、お客さんは、『あっ、そうなの』と、簡単に行動してもらえることでしょう。

 

なぜなら、お客さんは自分自身のために、わざわざきっかけを伝えてもらっていると感じるからです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

『つながり持ってから、きっかけを作る』のと、ただ単に『きっかけを作る』のとでは、その反応に違いがあることに気付いてもらえたでしょうか?

 

もしも、そう感じてもらえたら、今すぐ、お客さんと『つながりを持つこと』をやり始めて下さい。

 

 

早く始めた人が、早く効果を実感できることでしょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則