こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
ガット張り専門店さんの『ガット張り』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
テニスのラケットのガット張り専門店さんが、『ガット張りについて』お知らせしている店頭看板です。
ガット張り専門店さんの『ガット張り』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
テニスのラケットのガット張り専門店さんが、『ガット張りについて』お知らせしている店頭看板です。
このお知らせを、あなたからお客さんへのメッセージにするには、どうすればいいでしょうか?
例えば、下のような情報があるとします。
◆低いテンション(50ポンド以下)の特徴
・ボールがよく飛ぶ
・コントロールが悪くなる
・ネットプレイヤーに向く
◆高いテンション(60ポンド以上)の特徴
・ボールがあまり飛ばない
・コントロールが良くなる
・強打する人に向く
初心者の内は、低くし過ぎたり、高くし過ぎたりしないで、50~60ポンドの間が無難です。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ガット張りについて
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ガット張りについて
>ラケット、シューズ、ガットは、どこで買っても同じです。
>しかし、唯一違いが出るのがガット張り(ストリンギング)です。
>しかし、唯一違いが出るのがガット張り(ストリンギング)です。
>ガットを張る職人の知識や経験などで、大きく変わります。
>せっかく良い物を揃えても、きちんと張り上がっていなければ
>その性能を発揮しません。
>ガット張り専門店の張りを、是非ご体感下さい。
→職人さんの自信あふれるお知らせになっています。
→これを、お客さんへのメッセージにするのです。
→そのためには、まず、『誰に、伝えるのか?』をハッキリさせる必要があります。
→『こんなあなたに』と呼び掛けたり、『こんなことで悩んでいませんか?』と問い掛けたりすることで、『誰に』がハッキリするでしょう。
→『誰に』の次は、商品の『何を』と、いきなりつなげてはいけません。
→『誰に』と『何を』の間に、つなぎの『なぜ』を入れるのです。
→この『なぜ』を入れることで、お客さんへのメッセージになると思って下さい。
→『なぜ』の内容は、主に、原因や結果、その解決手順などになります。
→最後は、『どこから』の行動を示しましょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(ガット張り専門店のガット張り)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(ガット張り専門店のガット張り)
テニスがなかなか上達しなくて悩ん
でいませんか?
もしかしたら、ガット張りの強さが
あなたのスタイルに合っていないか
もしれませんよ!
ガット張りは重要で、コントロール
のしやすさやボールの飛び方まで違
って来ます。
◆アウトが多く、コントロールが悪
いと感じたら、高いテンションへ
◆ボールが飛ばずネットにかかるこ
とが多いなら、低いテンションへ
あなたにバッチリ合ったガットのテ
ンションに調整します。
まずはご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
でいませんか?
もしかしたら、ガット張りの強さが
あなたのスタイルに合っていないか
もしれませんよ!
ガット張りは重要で、コントロール
のしやすさやボールの飛び方まで違
って来ます。
◆アウトが多く、コントロールが悪
いと感じたら、高いテンションへ
◆ボールが飛ばずネットにかかるこ
とが多いなら、低いテンションへ
あなたにバッチリ合ったガットのテ
ンションに調整します。
まずはご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『お店からのお知らせ』ではなく、あなたからの『お客さんへのメッセージ』にすることが今回のポイントです。
→この場合、『誰に、伝えるのか?』で迷います。
→『初心者に、伝えるのか?』、『上級者に、伝えるのか?』、今回は、その中間の『しばらくテニスをやっているが、なかなか上達しない人に』伝えたいと思って作りました。
→お知らせでは、あまり気になりませんが、メッセージとなると『誰に、伝えるのか?』は、とても重要な要素になるのです。
→どうでしょうか?
→もしあなたが今、この看板に書いている状態だったら、気になると思いませんか?
→このように、看板を読んでイメージできるような内容にすることで、行動してもらいやすくなります。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則