こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
『今まで、やったことがないこと』や、『やったことはあっても、自信がないこと』ほど、マイナスの刺激を受けて、『痛み』を感じてしまいます。
そんな『痛み』を感じると、その刺激を避けるために、脳は、気持ちを『不安』にさせて、行動をさせないようにするのです。
これは、一種の『防衛本能』で危険を回避するために、ある意味必要なことになります。
しかし、これが過ぎると、新しいことが何も行動できなくなります。
では、新しいことが行動できる人は、どのように感じているのでしょうか?
新しいことを行動できる人も、『痛み』や『不安』は感じています。
しかし、『一歩踏む出す時の痛み』は、ほんの一瞬でちょっと勇気を持てば簡単に乗り越えられることを、経験上分かっているのです。
しかも、行動した後は、『痛みが快楽に変わること』を実感しています。
先程も言った通り、『最初の痛み』は、『防衛本能』です。
でも昔のように、命の危険につながる行動は少なくなっています。
なので、『最初の痛み』を一歩踏み出してしまえばいいのです。
そうすると、『痛み』から『快楽』へ、変わる様子が実感できるでしょう。
<例えば>
ちょっと極端ですが、バンジージャンプの場合で考えてみます。
命の危険はないと頭で分かっていても、イザ行動するとなると、ハラハラドキドキして怖いです。
一気に、『痛み』や『不安』が襲って来ます。
中には、その重圧に押しつぶされて、行動できない人がいるのは事実です。
しかし、その重圧を跳ね返して、行動してしまった後は、ハラハラドキドキが『快楽』に変わります。
しかも、その『快楽』が忘れなくて、また挑戦してみようとする人までいるのです。
つまり、『痛み』と『快楽』は、表裏一体と考えていいでしょう。
これは、仕事においても同じです。
どうでしょうか?
そうはいっても、どうしても最初の一歩が踏み出せない人もいます。
仕事の場合は、『痛み』や『不安』を感じる人だけの問題ではありません。
その人の周りの環境の問題でもあります。
なぜなら、その人の『痛み』や『不安』を受け止めてあげる人が、周りにいないことが原因だからです。
人は、どんな時でも『不安』を抱えています。
でも、一人でも自分を受け止めてくれる人がいれば、安心感から『不安』が和らぐのです。
そうすると、一歩踏み出す勇気が出やすくなります。
ポイントは、『最初の一歩を踏み出す一瞬の勇気』と、『その後を受け止める周りの環境』です。
この2つが揃うと、新しいことがすんなりと始められます。
『一瞬の勇気』と書きましたが、これは経験してみないと、どんなに説明しても分かってもらえません。
なので、まずは、『周りの環境』が大切になります。
そもそも、人は弱い生き物です。
『防衛本能』があって、『当たり前』だと思います。
しかし、その『防衛本能』を超えて、一歩踏み出すことが、『当たり前』になることが、『成長』につながるのです。
自分一人で『成長』できる人もいます。
でも、自分一人だけでは『成長』できない人もいるのです。
そんな人も一緒に『成長』できる環境を作ってあげましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則