店頭看板の事例(エステサロン店のアイエステ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

エステサロン店さんの『アイエステ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

エステサロン店さんが、『アイエステ』を紹介している店頭看板です。

『顔の印象は目で決まる』、確かにそうだと思います。

だから、『どんな人に、アイエステが必要なのか?』を、もう少し情報提供してもいいですね。

写真のBfore→Afterを見ていると、『目の下のクマ』の事例のようなので、『目の下にクマができて困っている人に』向けて、考えてみたいと思います。


ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>Sprecil Price
>関西独占
>顔の印象は目で決まる
>アイエステ ¥21600
>体験 ¥3980
>※あらゆる目の悩みに!




→いきなり、『Sprecil Price、関西独占』と言われても、『何が何だか分からない』と思います。

→まずは、『誰に、なぜ、アイエステが必要なのか?』、この辺りをお知らせしたいですね。

→それと、『あらゆる目の悩みに!』と最後にあるのは、『何でも対応できます』というお店の思いからでしょう。

→しかし、お客さんからすると、これも『何が何だか分からない』ことなのです。

→なので、『写真のBfore→Afterの目の下のクマ』の事例を使うのであれば、『目の下のクマ』に絞ってメッセージの流れを作った方が、興味を持ってもらいやすいと思います。

→なぜなら、具体的な事例の方が、イメージが湧きやすいからです。

→これは、とても大切で、イメージが湧かないと、興味を持ってもらえないし、記憶にも残らないので、行動してもらうことが難しくなります。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(エステサロン店のアイエステ)
意外と多い『目の下のクマ』
折角きれいにメイクしたのに、何か
スッキリしないと思うことはありま
せんか?

実は、目の下のクマが表情を暗く、
さえないものにしているのです。

睡眠不足や疲労、ストレス等による
『うっ血』が黒ずんで、皮膚の薄い
目の下にクマとして現れます。

エステでも難しい、目元に特化した
『アイエステ』なら下の写真のよう
な変化に!
 
肌に透明感が出て目元もパッチリ明
るくなりますよ!

アイエステ 体験コース
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顔の印象は目で決まります。
まずはこちらまでご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『Sprecil Price、関西独占』といきなり言ったり、『あらゆる目の悩みに!』と言われても、何が何だか分かりません。

→そうではなく、『誰に、なぜ、アイエステが必要なのか?』をハッキリとお知らせすることが、今回のポイントです。

→そのためには、具体的な事例を使って、お客さんにイメージが湧きやすいようにしてあげます。

→今回は、『写真のBfore→Afterの目の下のクマ』の事例を使いましたが、『目元のたるみやくすみ』の事例でも構いません。

→ハッキリとイメージが湧く具体例を意識することが大切です。

→その上で、『写真のBfore→After』を示してあげれば、『あっ、こうなるんだ』ととても理解しやすくなります。

→このようなことを説明してから、『顔の印象は目で決まる』と言ってあげれば、行動を促すことができるでしょう。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則