こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
眼鏡店さんの『ブルーライト防止メガネ』に関する気になる店内看板の事例を紹介します。
【現状の店内看板の書き方】
【コメント】
大手眼鏡店さんが、店内で、ブルーライトを防止する『商品名』をお知らせしている店内看板です。
さすがに、シッカリとした骨格と流れで、『商品名』の良さを伝えています。
『店内看板』としては、この流れで申し分ないですね。
しかし、『店頭看板』になると、骨格は同じでも、流れが少し変わって来ます。
ここで、『店内』と、『店頭』とは、何が違うのでしょうか?
一番の違いは、お客さんの『立っている場所』です。
文字通り、『店内か?』、『店頭』か?』、どの場所から、その看板を見ているかになります。
『店内』で看板を見ているお客さんは、すでに何らかの興味を持っている状態で店内に入っていると考えられますので、いきなり商品のことを伝えても読んでもらえるでしょう。
しかし、『店頭』で看板を見ているお客さんは、まだ何も興味を持っていない状態なので、まず、『どんなお客さんに、読んでもらいたいのか?』を一番最初に書く必要があります。
それと、目的の違いです。
店内看板の目的は、『商品の販売』で、店頭看板の目的は、『お客さんの入店』になります。
今回は、『店内看板』を、『店頭看板』にするとすれば、どうなるのか?
それを、少し考えてみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>発明!
>疲れと戦うメガネ
>『商品名』
>1日何時間スマホやパソコンに触れていますか?
>デジタルデバイスが生活に欠かせない今、私たちは毎日すごい量のブルーライトを浴びています。
>実は、それこそが肩こり、寝不足の原因かもしれません。
>『商品名』は、あなたの健康を本気で考えられたメガネです。
→この『店内看板』は、内容の骨格がシッカリしているので、ほぼこの内容を使います。
→でも、流れを少しだけ変えてみたいですね。
→『お客さんの入店』が目的の店頭看板は、まず、『どんなお客さんに、読んでもらいたいのか?』を見つけます。
→そのヒントが、文中にある、『実は、それこそが肩こり、寝不足の原因かもしれません』です。
→この文章から、『肩こりや寝不足なあなたに』、読んでもらいたいと想像できます。
→読んでもらいたい人が決まったら、次は、『問い掛け』です。
→『問い掛け』は、現状のままでいいと思います。
→その後に伝えるのは、問い掛けた問題の『原因』です。
→この場合だと、『毎日のすごい量のブルーライトが原因』と考えられます。
→『原因』が分かれば、後はその『対策』としての『商品名』を伝えて、『結果』の約束です。
→最後は、『店頭看板』の一番の目的である『入店』のきっかけを作ります。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(眼鏡店のブルーライト防止メガネ)
【今回のポイント】
→商品を売ることが目的の『店内看板』と、お客さんを入店させることが目的の『店頭看板』では、内容の骨格は同じでも伝える流れが少し変わって来ることが今回のポイントです。
→『発明!疲れと戦うメガネ、商品名』と、商品を売ることが目的の『店内看板』に対して、
→『最近、肩こりがひどく、寝不足ぎみで、何かスッキリしないあなたに』と、お客さんを入店させることが目的の『店頭看板』と、スタート部分から流れが違うことが分かると思います。
→つまり、『店内看板』を見るお客さんは、何らかの問題を抱えているお客さんです。
→なので、いきなり『商品名』のメガネの情報を伝えても読んでもらえます。
→しかし、『店頭看板』を見るお客さんは、眼に関する問題を抱えているかどうか分かりません。
→なので、まず、『こんなあなたに』、『こんな事はありませんか?』と、問い掛けて、何らかの問題を抱えているお客さんにだけ、『読んでもらいたい』と、絞り込まなければいけないのです。
→そして、【原因】→【対策】→【結果】を伝えて、最後に入店を促すきっかけを伝えなければいけません。
→『店内看板』と『店頭看板』は、その目的の違いで、伝え方が少し違うことを意識して欲しいと思います。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
眼鏡店さんの『ブルーライト防止メガネ』に関する気になる店内看板の事例を紹介します。
【現状の店内看板の書き方】

【コメント】
大手眼鏡店さんが、店内で、ブルーライトを防止する『商品名』をお知らせしている店内看板です。
さすがに、シッカリとした骨格と流れで、『商品名』の良さを伝えています。
『店内看板』としては、この流れで申し分ないですね。
しかし、『店頭看板』になると、骨格は同じでも、流れが少し変わって来ます。
ここで、『店内』と、『店頭』とは、何が違うのでしょうか?
一番の違いは、お客さんの『立っている場所』です。
文字通り、『店内か?』、『店頭』か?』、どの場所から、その看板を見ているかになります。
『店内』で看板を見ているお客さんは、すでに何らかの興味を持っている状態で店内に入っていると考えられますので、いきなり商品のことを伝えても読んでもらえるでしょう。
しかし、『店頭』で看板を見ているお客さんは、まだ何も興味を持っていない状態なので、まず、『どんなお客さんに、読んでもらいたいのか?』を一番最初に書く必要があります。
それと、目的の違いです。
店内看板の目的は、『商品の販売』で、店頭看板の目的は、『お客さんの入店』になります。
今回は、『店内看板』を、『店頭看板』にするとすれば、どうなるのか?
それを、少し考えてみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>発明!
>疲れと戦うメガネ
>『商品名』
>1日何時間スマホやパソコンに触れていますか?
>デジタルデバイスが生活に欠かせない今、私たちは毎日すごい量のブルーライトを浴びています。
>実は、それこそが肩こり、寝不足の原因かもしれません。
>『商品名』は、あなたの健康を本気で考えられたメガネです。
→この『店内看板』は、内容の骨格がシッカリしているので、ほぼこの内容を使います。
→でも、流れを少しだけ変えてみたいですね。
→『お客さんの入店』が目的の店頭看板は、まず、『どんなお客さんに、読んでもらいたいのか?』を見つけます。
→そのヒントが、文中にある、『実は、それこそが肩こり、寝不足の原因かもしれません』です。
→この文章から、『肩こりや寝不足なあなたに』、読んでもらいたいと想像できます。
→読んでもらいたい人が決まったら、次は、『問い掛け』です。
→『問い掛け』は、現状のままでいいと思います。
→その後に伝えるのは、問い掛けた問題の『原因』です。
→この場合だと、『毎日のすごい量のブルーライトが原因』と考えられます。
→『原因』が分かれば、後はその『対策』としての『商品名』を伝えて、『結果』の約束です。
→最後は、『店頭看板』の一番の目的である『入店』のきっかけを作ります。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(眼鏡店のブルーライト防止メガネ)
最近、肩こりがひどく、寝不足ぎみ
で、何かスッキリしないあなたに
1日何時間スマホやパソコンに触れ
ていますか?
実は、それらによる毎日のすごい量
のブルーライトが原因かもしれませ
んよ!
『商品名』は、そんな疲れやすいあ
なたのために作られたメガネです。
今では、生活に欠かせないデジタル
機器から、あなたの健康を本気で守
ります。
店内で手に取ってお確かめ下さい。
で、何かスッキリしないあなたに
1日何時間スマホやパソコンに触れ
ていますか?
実は、それらによる毎日のすごい量
のブルーライトが原因かもしれませ
んよ!
『商品名』は、そんな疲れやすいあ
なたのために作られたメガネです。
今では、生活に欠かせないデジタル
機器から、あなたの健康を本気で守
ります。
店内で手に取ってお確かめ下さい。
【今回のポイント】
→商品を売ることが目的の『店内看板』と、お客さんを入店させることが目的の『店頭看板』では、内容の骨格は同じでも伝える流れが少し変わって来ることが今回のポイントです。
→『発明!疲れと戦うメガネ、商品名』と、商品を売ることが目的の『店内看板』に対して、
→『最近、肩こりがひどく、寝不足ぎみで、何かスッキリしないあなたに』と、お客さんを入店させることが目的の『店頭看板』と、スタート部分から流れが違うことが分かると思います。
→つまり、『店内看板』を見るお客さんは、何らかの問題を抱えているお客さんです。
→なので、いきなり『商品名』のメガネの情報を伝えても読んでもらえます。
→しかし、『店頭看板』を見るお客さんは、眼に関する問題を抱えているかどうか分かりません。
→なので、まず、『こんなあなたに』、『こんな事はありませんか?』と、問い掛けて、何らかの問題を抱えているお客さんにだけ、『読んでもらいたい』と、絞り込まなければいけないのです。
→そして、【原因】→【対策】→【結果】を伝えて、最後に入店を促すきっかけを伝えなければいけません。
→『店内看板』と『店頭看板』は、その目的の違いで、伝え方が少し違うことを意識して欲しいと思います。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則