店頭看板の事例(税理士さんの税務無料相談) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

税理士さんの『税務無料相談』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

税理士さんが、『相続〇〇〇』という事務所名で、『税務の無料相談』をお知らせしている店頭看板です。(固有名詞なので〇〇〇としています)

『相続〇〇〇』という事務所のネーミングは、なかなかいいと思います。

通常の税理士さんの事務所と雰囲気がまったく違うからです。

ネーミングから、『相続の相談ができる』と想像するのですが、事例がそうではないのがもったいないと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>相続〇〇〇(事務所名)
>30分無料相談
>・土地を売った税金を安くしたい
>・孫がよろこぶ生前贈与
>・田舎の山   など



→『30分無料相談』とお店が言いたいことを、とにかく伝えたい気持ちは分かります。

→しかし、折角、いい雰囲気のネーミングの事務所なのですから、ここは『こんなあなたに』、『こんなことありませんか?』と優しく呼び掛けてみてはどうでしょうか?

→その後に、『30分無料相談』と伝えたほうが、伝わりやすいメッセージになると思います。

→そして、相談者の不安も無くしてあげればさらに入りやすくなるのです。

→その不安とは、『誰かに聞かれないか?』という心配になります。

→その不安を解消するために、『まずはご予約を』と行動を促したいですね。

→それと、『誰が、相談者なのか?』がとても大切になります。

→シッカリと税理士の『個人名』を出しておきましょう。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(税理士さんの税務無料相談)
『相続税の節税やもめない相続を』
と、お考えのあなたに

でも相続の話って、誰にでも相談で
きないので困っていませんか?

そんな時は相続のプロによる30分
『無用相談』がオススメです。

完全1組制のため話を聞かれる心配
がありません。まずはご予約を!
『電話番号』『営業時間』

相続〇〇〇運営
税理士〇〇〇〇、税理士〇〇〇〇




【今回のポイント】

→折角、いい雰囲気のネーミングの事務所なのですから、ここは『こんなあなたに』、『こんなことありませんか?』と優しく呼び掛けることが今回のポイントです。

→それと、『誰かに聞かれないか?』という心配と、『誰が、相談者なのか?』という不安を何とかしてあげないと、なかなか相談できません。

→ここは、『完全1組制』で行うことと、税理士の『個人名』をシッカリと伝えることで、『安心できるかも』と思ってもらいたいですね。

→『それならば、相談してみようかしら』となることが多くなると思います。

→相談したい相手の気持ちを察して、それに応えるメッセージを発信することが、とても大切です。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則