店頭看板の事例(特殊メイク用品店のハロウィン特殊メイク講座) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

特殊メイク用品店さんの『ハロウィン特殊メイク講座』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

ここ2年くらいで急激に根付いて来ているハロウィンイベント。

毎年、参加者は増え続けています。

そんなハロウィンにも役に立つ、特殊メイク用品店さんが、『特殊メイク講座』をお知らしている店頭看板です。

この講座は、ハロウィンだけの講座ではありません。

でも、この時期だけでもハロウィン向けの講座にしたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>ワークショップお知らせ
>初心者大歓迎!
>特殊メイク講座
>参加費(お一人様)
>1500円~
>参加者随時募集!
>詳しくは
>『電話番号』
>までご連絡下さい。




→やっぱり、『10月と言えば、ハロウィン!』と、ハロウィンに関する情報ですよと、最初に呼び掛けたいですね。

→そして、『どんな人に、特殊メイク講座をおすすめするのか?』を決めて、さらに呼び掛けます。

→それから、『どんなメイクを学ぶことができるのか?』を伝えると、イメージしやすいですね。

→それと、講座名もハロウィン向けにしましょう。

→最後は、『ハロウィンが近づくと混み合います』と伝えて、行動を促します。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(特殊メイク用品店のハロウィン特殊メイク講座)
10月と言えばハロウィン!
仮装もいいけど、今年はそれだけで
は物足りないと思っているあなたに

定番の魔女、吸血鬼、ゾンビなどの
特殊メイクで、成りきり体験してみ
ませんか?

キュートにもホラーにもできますよ

ハッピー・ハロウィン簡単成りきり
『特殊メイク講座』 ¥1500~

ハロウィンが段々近づくと混み合い
ます。お早目にお申込みを!
『店名』『電話番号』『受付時間』




【今回のポイント】

→『10月と言えば、ハロウィン!』と、今人気のイベントと商品をつなげることが今回のポイントです。

→『つなげることで、そのイベントが盛り上がり、盛り上がることで、また商品につながる』こんな感じで、良循環していくイメージになります。

→そして、ハロウィンに参加した人の気持ちを察するのです。

→『去年は仮装して参加したけど、何か物足りなかったな』

→『今年は、メイクもして、もっと成りきりたい』

→そんな気持ちを察して、『特殊メイク講座』につなげて行きます。

→なので、ネーミングもハロウィン向けに変えるのです。

→変身願望は誰にもあります。

→ただ、『きっかけ』がないだけです。

→その『きっかけ』を作って上げましょう。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則