こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
お礼状って書いていますか?
もしも、書いているとしたらどんな時に書いていますか?
◆初めて来店してもらったお客さんへのお礼の時
◆久しぶりに来店してもらったお客さんへのお礼の時
◆知らなかったことを教えてもらったお客さんへのお礼の時
◆お土産をもたったお客さんへのお礼の時
◆ひょっとしたら、今後のことを思って、お店のよくないところのご意見をもらったお客さんへのお詫びとお礼の時かもしれませんね。
などなど、通常、相手から何かをしてもらった時に、『感謝の気持ち』を伝えるためにお礼状を書くと思います。
できれば、『手書き』で書いて送りたいですね。
しかし、本来は、『感謝の気持ち』を込めてお礼状を書かなければいけない時でも、書かないことが当たり前になっているお店が増えています。
フェイスブックやライン等のSNSの普及で、紙媒体でのやり取りが少なくなっているからかもしれません。
でも、だからこそ、『手書きのお礼状』は心に残るツールになりつつあります。
そんな『手書きのお礼状』を、あなたは誰に出さなければいけないと思いますか?
先程も言ったように、お店なら、始めて来店された新規のお客さんに書いたり、久しぶりに来店されたご無沙汰のお客さんに書いたりすることも必要でしょう。
しかし、本来、『感謝の気持ち』を伝えないといけないと考えるならば、1年間で何回もリピートしてもらっている上得意のお客さんではないでしょうか?
もしも、総顧客数が1000人いるお店で、年間の利用金額上位順で、『S客10人』、『A客90人』、『B客200人』、『C客700人』とランク分けするとしたら、まず、『S客10人』のお客さんに『感謝の気持ちを込めたお礼状』を送りましょう。
文面は短くても構いません。
<例えば>お花やペットなどの絵ハガキの場合は、表面の宛名の下に手書きで、
『〇〇さん、いつもありがとうございます』
『先日の〇〇のお話とても楽しかったです』
『また、お話を聞かせて下さい』
『〇〇店、フルネーム』
こんな感じでも、十分に『感謝の気持ち』は伝わります。
まずは、10人にお礼状を書いてみて、その反応を体感してみて下さい。
お礼状をもらった上得意のお客さんは、きっと喜ばれ、また楽しいお話をしに、来店されると思います。
そうなれば、お礼状を送ったあなたも、嬉しくはずです。
嬉しいとまたお礼状を書きたくなります。
そうしたら、今度は、A客90人のうちの上位の10人のお客さんに、お礼状を書いて下さい。
次々と書いていって、S客10人、A客90人、合計100人のお客さんにお礼状を出すことが、1つの目安です。
おなたの『感謝の気持ち』は、必ずお客さんに伝わります。
できることから、少しづつやり続けることが、大切です。
そんなあなたに会いに、お客さんはお店にやって来てくれることでしょう。
『感謝の気持ちを込めたお礼状』、とても効果がありますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則