ボクシングのパンチと販促物の微妙な関係とは? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。



友人のブログ記事を読んでいたら、『店頭看板は、ジャブに似ている』という面白い切り口が目に止まり、『うんっ?』と思って、『その通りかも』と、妙に納得してしまったので、もうちょっと考えることにしました。


何を考えたのかというと、『ボクシングのパンチと販促物の関係性』です。


こういうのを考えるのが、悪いクセだと思っています。

でも、ついつい考えてしまうのです。


今日は、そんな取り止めもない話になると思います。


それで、どうなったかと言うと、


オーソドックススタイル(右利きの選手)の『ボクシングのパンチと販促物の関係性』は、

<例えば>

◆『左ジャブ』=『店頭看板』

◆『左ストレート』=『チラシ』

◆『左フック』=『DM』

◆『右ストレート』=『直接営業』


こんな感じです。

他にもパンチがありますが、この4つの主要なパンチとの関係性に迫っていくことにしましょう。



では、ちょっと説明して行きます。



◆『左ジャブ』(店頭看板)

ダメージを与えると言うよりも、相手の出かたをうかがったり、誘いをかけたり、『次の攻撃のきっかけ』を作る、全てのパンチの基本となるパンチです。



◆『左ストレート』(チラシ)

何度か左ジャブを見せておいて、左ジャブと同じ軌道で、少し遠い間合いからスピードをつけて体重をかけて、相手にダメージを与えるパンチです。



◆『左フック』(DM)

立てて構えている左腕を、腕相撲をする時と同じように、身体の回転を使って内側に倒しながら、相手の側面にダメージを与えるパンチです。

ストレートでの正面からのパンチよりも、側面からのパンチの方が、脳震とうを起こしやすく、相手に与えるダメージは強烈になります。



◆『右ストレート』(直接営業)

構えた右腕をそのまま真っ直ぐ相手に繰り出す、通常、最も強いとされている奥の手のパンチです。



どうでしょうか?

何となく関係性があると思いませんか?


と、いきなり言われても、困りますよね。



もう少し続けさせて下さい。


『左ジャブ』に当たる『店頭看板』は、次につなげる役割が強いですね。

例えば、『左ジャブ(店頭看板)』を3回打ってからの、『右ストレート(接客営業)』は効果があります。

また、『左ジャブ(店頭看板)』では、届かない距離からの『左ストレート(チラシ)』は、大変効果的で、離れた相手にもダメージを与えられる強力なパンチになるのです。

ちなみに、『KO率の高いパンチはどれか?』を考えてみると、ランキング下位の4回戦までの選手の場合は、『右ストレート(直接営業)』が一番高くなります。

しかし、ランキング上位のタイトルを取る選手になると、テクニックやタイミングのうまさから、『左フック(DM)』がもっともKO率が高いパンチになるようです。


このようにボクシングの世界では、相手側に近い腕である、『左ジャブ、左ストレート、左フック』、これらの左のパンチが重要で、『左を制する者が、世界を制する』と、よく言われます。

言い換えると、『店頭看板、チラシ、DMなどの販促物を制する者が、商圏内の集客を制する』と、言えるかもしれません。



こんなまとまりのない話を考えながら、『ボクシングのパンチと販促物』には、確かに微妙な関係があると、自己満足して喜んでいる私でした。



ボクシングのKOシーンは華やかです。

でも、そのきっかけは1つの小さなジャブからの組み合わせであることが多いように思います。


このように見ると、販促物も組み合わせることが大切ですね。

まずは、1つの小さな店頭看板からの組み合わせを、試してみるのもいいかもしれませんね。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則