店頭看板の事例(写真店の就活写真) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

写真店さんの『就活写真』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

写真店さんが、『就活写真』と『婚活写真』をお知らせしている店頭看板です。

どちらも写真は欠かせないものですが、この時期なら、『就活写真』をおすすめしたいと思います。

なぜなら、今年から次のように『就活スケジュール』が変更になったからです。

◆『2015年3月~』就職情報等の解禁

◆『2015年4月~』企業説明会

◆『2015年5月~』エントリーシート提出、選考開始

◆『2015年8月~』面接、内定


大まかですが、こんな感じになったようです。

これは、就活の早期化や長期化による学業への悪影響などを理由に、経団連が新しくスケジュールを決めました。


5月は、エントリーシート提出の開始月です。

そのエントリーシートに必要な写真にも気を配ることをお知らせしましょう。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>本格ライティングで撮る
>就活写真(学割で500円OFF)
>婚活写真(全身や半身撮れます)
>『選べるプラン当日お渡し可』
>自然な笑顔であなたらしい一枚を!




→まず、『どんなことを思っている人に』呼び掛けて、『なぜ、本格ライティングで写真を撮らないといけないのか?』という流れからスタートしたいですね。

→そして、『本格ライティングで撮ると、どうなるのか?』を伝えます。

→その後は、撮影時間と、仕上り日のお知らせです。

→大切な就活のための写真に、『学割』は必要ないと思います。

→もし、特典をつけるのなら、『美肌仕上げで、さらに印象がアップする』としたいです。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(写真店の就活写真)
就活用の証明写真はどこで撮っても
同じと思っていませんか?

街角にある証明写真ボックスの写真
ではインパクトに欠け、あなたの第
一印象を高めることができません!

『写真はあなたの分身』です。 

プロの『就活写真』は本格的なライ
ティングで顔の表情をやわらげ、優
しさや誠実さ、意思の強さなど、あ
なたが表現したいイメージに仕上げ
ます。

撮影時間は10~20分です。即時
渡しですので次のエントリーシート
に使えます。

今なら、『美肌仕上げ』付きです。
『店名』『電話番号』『受付時間』




【今回のポイント】

→『今がどんな時期で、どんな人にお知らせするといいのか?』

→そして、『なぜ、本格ライティングで写真を撮らないといけないのか?』をお知らせすることが今回のポイントです。

→企業側は、エントリーシートなどの書類に写真を求めます。

→これは、ただ写真と本人を確認するためだけではありません。

→これから働く企業の面接官に対して、『どんな想いを持って、接しているのか?』を見極めたいのが本音です。

→多くの学生を見てきている面接官は、エントリーシートの写真からでも、その人の想いが分かります。

→だから、『たかが写真』と思ってはいけないのです。

→『写真は、あなたの分身』になります。

→そんな事情を分かっているプロに、あなたも写真を撮ってもらいたいと思いませんか?




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則