店頭看板の事例(生花店のホワイトデー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

生花店さんの『ホワイトデー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

今日は、3月14日、ホワイトデー。

少し前から、『お花で、ホワイトデー!』とお知らせしている生花店の店頭看板です。

季節のイベントをうまく『お花』と組み合わせて、積極的にお知らせしています。

『男性必見!チョコレートよりも甘いお返し』

『お花でホワイトデー』

なかなかいいコピーですね。

この看板を見て、『そうか、お花にしようか?』と感じるお客さんも多いと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>今年は花だ。
>男性必見!
>チョコレートよりも甘いお返し
>お花でホワイトデー!
>・気張らずさらっと渡すべし
>・花言葉なども添えるとステキ
>・花を手に持つ男性はカッコイイ




→『男性必見!チョコレートよりも甘いお返し』、『お花でホワイトデー』この部分はそのまま使いたいと思います。

→その後に、『なぜ、お花がいいのか?』の理由を伝えましょう。

→できれば、『誰に、どんな花と花言葉があるのか?』も教えてあげるといいですね。

→最後は、行動を刺激する言葉を。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(生花店のホワイトデー)
男性必見!チョコより甘いお返し
お花で『ホワイトデー』
プレゼントにちょっとお花を添える
だけで、気持ちが伝わりやすくなり
あなたが思っている10倍以上も
喜ばれると思いますよ!

気になる女性に贈りたい花と花言葉
◆真っ白なバラ(新たな恋)
◆赤のチューリップ(愛の告白)
◆白いストック(ひそやかな愛)

彼女や奥さんに贈りたい花と花言葉
◆真っ赤なバラ(永遠の愛)
◆紫のチューリップ(不滅の愛)
◆ピンクのストック(豊かな愛情)

今年はお花で、思い切った告白や愛
を深めるキッカケにしませんか?




【今回のポイント】

→季節のイベントをうまく『商品』と組み合わせて、積極的にお知らせすることが今回のポイントです。

→それと、大切なことは、『なぜ、この商品がいいのか?』の理由を必ず伝えましょう。

→そうすることで、この商品を『買う理由』ができるのです。

→お花は、『感情』を刺激しやすい商品になります。

→そんな『感情』を刺激しやすい商品には、『買う理由』をハッキリさせてあげると、とても買いやすくなるのです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則