こんばんは、Cocoromです。

こんばんは、Cocoromです。

いきなりですが、今日は夢でもし逢えたら2ndシリーズ第5弾!!をお届けします。

前回までのお話…遠い故郷の存続をかけて(実は、本人達は知らねど、宇宙の進化成長へ向けたエネルギーの安定を司るというお役目もあり。)海上を航海していた三郎達。そんな三郎達の計画妨害に必死になっている敵は、なんと宇宙からやってきたダークサイド。そんな中、三郎達のSOSに気付かぬうちに身体ごと反応した事で、遠い惑星から奇跡のスピードで連れてこられたパンナ縁は異なもの味なもの。そして全ては必然。彼の閃きに助けられながら、敵からの攻撃をかわし、船内からの脱出を試みる三郎達。いつしか航海はspace travelへと拡大していくのでした。

ではでは、続きを、どうそ!!

 スタースタースタースタースター


パンナ「自分達の不足に注目する様な発言をすること自体、波動が落ちてる証拠さ。波動が落ちている理由は外からの攻撃だよ。三郎達の波動を落とせるくらいの威力なんて、相手も本気モード全開だね。」ウインク

敵の攻撃が物質面のみではない複雑性を帯びているというパンナの言葉に、思わず息を飲み込んだ三郎と梅。

丁度、その時、甲板で戦っていたマリー達が息を切らしながら礼拝堂にやってきた。マリーと、母ちゃん(アリーシャ)を背中に背負った父ちゃん(ヒロ)、イムさん、クマさん、源さん、お鈴さん。7人全員が疲労困憊状態でやってきた。絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望

カズ男「母ちゃん、父ちゃん!!、母ちゃん大丈夫?足から血が出ているじゃん。」アリーシャを背負っているヒロの足元にしがみついたカズ男。泣泣泣

梅と三郎に支えられながら、父ちゃんの背中から礼拝堂の大理石の床に身体を横たえた母ちゃん(別名アリーシャ)。その右足の大腿部分には流血を伴う深い傷が刻まれていた。

マリー「RYUさん、金さん…。ごめん。戦いきれなかった。空上には、かなりの敵がいて。戦いきるのは無理だと判断したから逃げてきたの。アリーシャの足にもかなりの攻撃を受けちゃって…。他の人も何らかの怪我させちゃった。私のエネルギーが及ばなかったせいで…もしかしたら、ダークにつけられたかもしれない。」

うずまきガーン

パンナ「マリーにしては気弱だな。かなり波動の下げられているね、ダーク達の攻撃が肉体だけではない部分にまで複雑に入り込んできている証拠だね。」

マリー「パンナびっくりマークパンナでしょ。久しぶり~飛び出すハートで、何で貴方がここに居るのはてなマーク

金さん「マリー、パンナさんの事知ってるのかい。」

マリー「ええ、小さいころテレパシーの中でよく一緒に遊んだのよ。住む惑星が違うからテレパシーの中でしか逢えないねって…でも、今こうしてテレパシー以外で逢えるなんて嬉しいラブラブ。でも、思ったより小ぶりだったのねパンナ。」

お母さんお母さんお母さん

パンナ「マリーは思ったより大柄だったんだね。ここに来た理由の1つは君のいる惑星だからっていうのもあるんだね。お互い不思議な縁だね。ここに来るまでのストーリーは口で説明している暇はないから、僕の頭の中のタイムバックイメージをマリーに送ったから。そこで確認して。」

マリー「OK、パンナ。へぇ~結構、急なお役目だったんだね。」イメージから真実を確認するマリー。

パンナ「まずは急ごう、ここにいる全員のチャクラを活性化してから脱出劇のスタートだ。三郎、私を部屋の中心に運んで。」「三郎、僕をクリスタルポイントの上に運んでくれる。そしたら、三郎の手を引き抜いて。」

真顔真顔真顔

三郎によって、礼拝堂の中心にあるクリスタルポイントの上に移動したパンナ。三郎の手の中5cm上辺りで立位をとながら宙に浮かび出した。

三郎「手離して、落ちちゃわない?」パー

パンナ「大丈夫。手を抜いた後、皆を僕の近くに呼んで。それから、三郎、君が持っているホログラムの球を礼拝堂の人が全員入れるくらいのドームに拡大して欲しいんだ。

スタースタースタースタースター

指示通りに、パンナをクリスタルポイントの上まで運んだ後、クリスタルポイント上でそっと手を引き抜いた三郎。

次にパンナの指示通りに梅ちゃん、金さん、RYUさんと協力しながら、怪我をしている母ちゃん達を順番にクリスタルポイントを囲む様に介助しながら座らせていった。

流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星

最後の源さんが床に座った瞬間、パンナの手足は体幹に収納され、クリスタルポイントと縦に融合し虹色の光を放ちつ柱に変化していった。

パンナ「ヒーリングが終了したら、ホログラムのドームへ三郎以外の人を移動させドームをもとのサイズに戻して。そして僕がもとのワンドに戻るまで、その場で待っていて。」

三郎「分かった、やってみるよ。」

パンナ「ところで、金さん、礼拝堂から真っ直ぐ甲板に出れる方法はある?」

金さん「天井のステンドグラスの上が、操縦室の吹き抜けになっている。そこまで出れたら甲板に出るのは簡単だと思うけど…。」

パンナ「ステンドグラスは壊さないから心配しないで。」

電球電球電球電球電球

そう言い終え、高速回転を始めたパンナ。

パンナの頭頂部からクリスタルポイントの下端にかけて、7色の光のループが放出され、幾重にも重なり同心円状の円形を描き出した。その光は12人全員を包み込む様に拡大していった。

三郎「何だか気持ち良くて眠くなってきた…いかん、いかん、ホログラムを拡大せねば。金さん、大きさ見ててくれる?」そういって首からかけている巾着袋から直径5㎝大の白い球を取り出した。照れ

金さん「ZZZ…。」眠り込む金さん達。かなりヒーリングが進んでいる様子が伺えた。zzzzzzzzz

三郎「う~。寝ちゃったか。一人でできるかな?」アセアセ

グリア「大丈夫。僕たちが見ているから、やってごらん。」ラブラブ

ガイナ「出来る、出来る、何とかなる気づき。三郎がいつも言ってた魔法の呪文だろ、忘れたかい。」

三郎「できる、できる、何とかなるビックリマーク」そう三郎が呟いた途端、手の平の中で隠せるくらい小さな球だったホログラムは、ピョンと手の平から飛び出し直径3mくらいのゼリー状のドームに変化していった。

ガイナ「三郎、もうドームはこのくらいの大きさで充分だ。」

三郎「分かった。ありがとう。でも、こんなに寝ている金さん達を、そうやってドーム内に運べばいいんだろう?」????

グリア「イメージだよ、三朗。ゴールドの粉とゴールデンロードをイメージしてごらん。粉を撒けば道ができる。ゴールドは君との相性がいいからね。クリスタルポイントからドームまでのエネルギーの道を思い描くんだ。まずは信じて目を閉じる。自分の中に集中して。ここまでトレーニングしてきた三郎ならできるさ。」

流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星

ドームの前に移動した三朗。

三郎「集中、集中。線、線。粉、粉。」と呟きながら目を閉じてイメージを膨らませた。

すぐに三郎のサードアイチャクラの高さからクリスタルポイントまで、パンナの頭頂辺りの高さにゴールドの線が浮かび上がった。そして、そこから舞い上がったゴールドの粉が寝ている11人のクラウンチャクラに降り注がれていった。1人、そしてまた1人とヒーリングが終わった順に、クラウンチャクラからゴールドロードに引き寄せられる様にドーム内へと運ばれていった。

グリア「三郎、全員ドームに入ったぞ。」

三郎「次はドームをもとのサイズの球体に戻すんだね。」

グリア「急げよ、パンナの回転のスピードが落ちてきてるぞ。あと、高波動が保てなくなれば、礼拝堂の存在にダーク達が気付き始めている。」

三郎「もう一回、パスワードを唱えて…。」急いでドームをもとのサイズに戻し胸元の巾着袋に収納した三朗。

ビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク

パンナを待つ中、グリアの言う通り、礼拝堂の外から破壊音が聞こえてきた。

三郎「この音は?」耳

グリア「彼ら(ダーク)特有のリサーチ音だよ。対象生命体のエネルギー値を落とす作用もある音だ。集中して聞いては駄目だよ。三郎。そこにフォーカスしないで。」

三郎「よし、歌でも歌いながらパンナを待つか。パンナ~全部終わったよ。」マイクマイクマイク

三郎の鼻歌と掛け声に合わせ、回転を終了したパンナ。ワンド状に形状を変化させ三郎の手の中に滑り込んできた。それから、すごい勢いで三郎を天井のステンドグラスまで引き上げていった。

三郎「うわぁ、ぶつかるよ、パンナ。」アセアセ「あれ?操縦室だ。」!?

パンナ「僕とつながってるから、すり抜けられるんだよ。ステンドグラス割ったら金さん泣くからね。」泣

操縦室の裏口から甲板にでた三郎とパンナ。

三郎「カズ男の見えないシールドで包んであるタイムマシーンが、船の真上の空上に紐付けしてあるはずなんだよ。タイムマシーンで逃げれるといいんだけど。」はてなマーク

パンナ「じゃあ、シールドしてそこに行けばいい。いくよ。」びっくりマーク

パンナからシールドシートをかけられ、勢いよく空上に引き上げた三郎。びっくり

ロケットロケットロケット

後ろからカズ男の声が聞こえてきた。「兄ちゃん、パンナさん、早く乗って。」UFOUFOUFOUFO

三郎「え、この球の中にいるんじゃないの?」胸にかけている紐巾着に入っている球を握りしめた。

カズ男「気が付いたら、僕だけタイムマシーンにいたんだ。」

三郎「父ちゃんや、梅達は何処?」

カズ男「分からない。」

パンナ「大丈夫だ、他の10人はまだ球の中で寝ているよ。カズ男は役目があるから移動させられたんだよ。ところで船は置いていくのかい?」

三郎「金さんの宝物だから持っていきたいけど…。大きすぎる。敵も中にいそうだし。」キョロキョロ

カズ男「このスイッチを押すと、縮小レーザーが出るはず…。よいしょっと。」タイムマシーンのレーザーボタンを押すカズ男。赤ちゃん

レーザー光線が当たり、海上で小さく形を変えていく金さんの船。空からは、もうどこにあるのか確認できないくらいの小ささになっていった。

パンナ「まだ僕は船の中の礼拝堂のクリスタルポイントとエネルギー的に繋がっているから、一緒に移動することは可能だ。敵が中に残っていない様に、礼拝堂のクリスタルポイントから高波動浄化を船全体にかけ続けているから、三郎の心配は実現しないよ。」

スタースタースタースタースタースター

急な船体の形状変化にダーク達の動きも空上に集中し、三郎達の居場所を探し始めていた。

直ぐにドドーンとマシーン全体に衝撃が走った。

グリア「三郎、パーフェクトセントラルゾーンに繋がるホログラム球のパスワードを唱えて。」

三郎「ホログラムサイズを変えるパスワードは知ってるけど…。他は…。」

パンナ「じゃぁ、今、決めなよ。三郎の好きな食べ物は?」

三郎「白菜…だけど。8931? そんなんでいいの?」

パンナ「宇宙はジャッチしないのさ。君にはパスワードの作成権限が与えられているからね。でも作ったパスワードは忘れないでよ。」

三郎「じゃあ、白菜よろしく気づきにしておくわ。89314649!!

三郎の発声と共にダーク達からの攻撃を受けていたタイムマシーンは、小さくなった金さんの船と共に、かなりの光を放ち星空の中に消えていった。

残った静かな夜の海と綺麗な綺麗な星空⭐️が、三郎達の宇宙への旅を見送ってくれていたのでした。

スタースタースタースタースタースター


今日のお話はここまで。

パンナと向かった先は、一体、何処?

三郎達は、これからどうなっちゃうのか?

続きは、また今度。


今日も一日、お疲れ様でした合格

ゆっくり寝んで、明日に備えて下さいね。

ではでは、またバイバイ

Cocoromでした。

おやすみなさい流れ星流れ星流れ星