・宿題は出さない
・プロの指導受け放題
・24時間365日回数無制限通い放題
・仲間とともにモチベーションが維持
家での勉強効率は悪いため、家では勉強させず、「全ての勉強を塾で完結」といったコンセプト。
塾での勉強を習慣化させられれば、100%成績が上がると私は考える。
「こんなシステムは理想論」と思うかもしれないが、幣塾は実現できた。
この記事でポイントを紹介していく。
勉強方法が分からない=勉強をやりたくない
よく「ウチの子勉強方法が分かっていない」という保護者もいるが、
・そもそも成績アップに必要な勉強時間が足りない
・勉強をやりたくない子どもの言い訳を真に受けている
この2点がほとんど。
誤解を恐れず言うと、小・中学生の勉強方法なんて、
・習う
・解く
・〇つけ
・解説チェック
・ミスの原因の理解
・解きなおす
これの繰り返し。
間違えた問題をできるようにひたすら反復する。
この勉強を習慣化するだけ、シンプル。
分かっていても、面倒だし、やりたくない。
だからやらざるを得ない環境を作る。
強制的に習慣化する
「なぜ塾生全員の成績が上がらないのか」私はその理由を考えるうちに、一つの結論に達した。
それは、勉強が習慣化していないから。
多くの子どもたちは、日頃から勉強する必要があるとは思っているが、ゲームやスマホを優先してしまい続かない。
家にスマホ、ゲームなどの無限の誘惑がある現代の子どもたちにとって、塾のような外部からの強制力は大きなプラスになる。
塾を習慣にしてしまえば、誘惑から物理的に逃れられる。
やる気は必要ない やる気は言い訳
やる気と言っているうちは、いくらでも言い訳ができる。
永遠にやる気の出るタイミングはこないか、やる気が出た頃には、定期テストや受験に間に合わず、時間切れとなるのがオチ。
極端なことを言うようだが、勉強しに塾に行くことが習慣になれば、やる気などなくてもいい。
ご飯を食べたら自然と歯を磨くように、習慣となっている毎日の歯磨きに、やる気が必要ないのと同様。
やる気がないと言っている子は、「やる気があってもなくても、やるべきことはやれ」で言い訳をつぶす。
塾には先生や仲間がいるので、行ってしまえば、勉強をしないという選択肢がなくなる。
とにかく、ポイントは習慣化。
やる気は行動した後に出てくるもの(脳科学)で、習慣ができると、やる気は必要なくなるということを実感させる。
1人だと続かない、サポートする先生と仲間がいるから続く
塾生全員成績アップには、その勉強を継続させるための、いい意味での「強制力」が必要だと私は考える。
具体的に書くと、
・塾が毎日ある
・手を抜けばすぐ分かるような、詳細なチェックが毎回ある
・それらを記録し、生徒・保護者・指導者が、そのデータを共有する
・指導者が、良いことにも悪いことにも、毎回評価とアドバイスを与える
これらを徹底するだけで、十分有効な強制力になる。
この仕組みは、大人でも同じ。
食べすぎ、運動不足、喫煙、飲酒などはいい例。それらは悪い習慣。
これらの対策として、○○をやめる、○○することを、誰かに宣言するなどの手法は、外部からの強制力を利用している。
勉強を強制する、という言葉には、否定的なイメージがつきまとう。
確かに、やりたくもない勉強を無理やりさせる、という意味の強制については、私も否定的。
そして、最初から「全く」やる気のない子には、いくら強制力を与えても、何の成果も上がらないだろう。
本当は強制力からなどではなく、自己の向上のために勉強したいという純粋な気持ちから、勉強するのがよいに決まっている。
しかし、理想論にこだわりすぎず、その純粋な気持ちだけで勉強を継続できる人が、ごくごく少数である現実を認めることから思考を始めるべき。
子どもには本来知的好奇心がある。その興味を、勉強の成功体験で引き出せるかどうか。
親が子どもの心を完全に折っていなければ、全くやる気のない子というのもごくごく少数である。
大多数の、「やらなければいけないのはわかっているけど、何となくやる気が続かない」という子は、塾で立て直せる。
そういう子たちこそ、個人塾が受け皿となり、力を入れて見てあげるべきだと私は思う。
成績を上げるために必要な毎日の勉強時間は?
正しい勉強方法で、適切な時間勉強をすれば、成績は必ず上がる。
短時間で成績が上がる裏ワザなど、世の中に存在しない。
以下に成績を上げるための勉強時間の基準を書いていく(成績上位の子の平均 ※複数の知人の塾の平均で算出)。
<平日>
小学生 2時間
中学1年生 2時間
中学2年生 2.5時間
中学3年生 部活引退前 3時間
部活引退後 5時間
<休日>
小学生 無制限 小学生の休日は、遊びや課外活動や家族とのお出かけも、ある意味勉強時間だから。
中学1・2年生 3時間
中学3年生 5時間
<テスト前>
部活が休みになるので、
全学年 平日は5時間、土日祝は8~10時間
<受験生>
起きている時間全て(もちろん志望校にもよるが)
「勉強しているのに成績が上がりません」という悩み相談が、生徒や親からあるが、99%は圧倒的に勉強時間が足りていないことが分かるはず。
入塾面談で本気にさせる
「勉強しているのに成績が上がりません」
↓
「これが成績が上がっている生徒の勉強時間です」と資料をみせる
↓
勉強時間が足りていないことが分かる
↓
現状を理解するか、資料の時間に引く
↓
塾のシステムでその時間をクリアできると提案
↓
勉強時間に引いた子は、ハードルを下げて提案の場合も
上の時間を入塾の際にご家庭に見せる。最初に目安を示すことで基準を作る。
入塾面談のときに、いかに事実ベースで話を進め、(親の教育も含めて)言い訳と他責思考を責めずに、原因を受け止めさせるか。
「今の勉強時間が毎日1時間程度でしたら、成績が上がらないのは当然です。下がらないように成績を維持しているレベルの時間数だと思ってください」という話をする。
デメリットは時間数に引いてしまい、入塾をやめてしまうこと。
これでやめるような子はどうせ成績は上がらないから、私はそれでいいと思っているが、集客したい時期であれば、入塾をやめられるのは困るはず。
その場合、「この勉強時間は最終目標で、最初は休憩入れながら2時間からスタートするから安心して。学校の宿題も塾でやっていいし、塾から宿題出さないから、家で勉強する必要なくなるよ。他の塾より楽だよ。回数は多いけど、どうせやらなきゃいけないことでしょ。」
と言って少しでもハードルを下げる。これを受け入れられる子までが入塾対象。
自宅を塾にすることで、24時間365日回数無制限通い放題が可能に
上記勉強をクリアするために、幣塾では、宿題を出さない代わりに、通い放題かつ、滞在時間を長くしている。
学力には個人差があるから、コマ制度では全員の成績が上がらない
ならば成績が上がるまで塾で勉強すればいい
塾生は365日24時間塾を利用でき、回数・時間無制限で先生の指導を受けられる
こう書くと厳しい塾のように聞こえるが、幣塾は1軒家の塾だから、アットホームな環境でリラックスして勉強ができる
塾生たちは、平日は毎日勉強を2~3時間こなして帰る。学校前の早朝来てもOK。
テスト前などは、朝8:00~、約8~10時間(休憩時間を除く)の勉強をしに来る生徒もいる。
一般の塾の2~5倍の時間、塾で勉強している計算になる。
これだけ滞在させることができるのは、自宅を塾にしないと不可能。
生活スペースと勉強スペースを明確に分け、塾生のみスマートロックなどで、24時間365日出入り可能にすれば、回数無制限通い放題が実現可能。
そうすると、自分は休んでいても、塾生は塾で勉強しているという状況を作れる。
以下に幣塾のホームページリンクがあるので、興味のある方はシステムを研究してみてほしい。
今日もブログをお読みいただきありがとうございました。
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