幣塾は、人数を限定した定員制の塾となっている。
おかげ様で、2023年も全学年満席となっている。
さらに大変ありがたいことに、20以上のご家庭からキャンセル待ちをいただいている。
ワンオペで席数が限られているから、必然的にキャンセル待ちになっているだけだと考えている。
行列のできるラーメン屋に近い感覚。
私よりも実力がある先生は山ほどいるはず。
数を増やすか、質を高めるか?
・美味しいから人気
・人気だから食べたくなる
行列のできるラーメン屋は、どちらもあると思う。
鶏が先か、卵が先か理論とも言われる。
日本人は話題性に弱いので、人気が人気を呼んでいるというのもある。
行列はバイトを雇えば演出できる。
美味しいラーメンが作れても、出店先、経費計算、経営戦略などでミスると、つぶれる。
塾も先生の実力があるだけでは、生き残れない。
トップの勉強と経験が大事。
教室数は増やすべきなのか?
自塾が80点だとして、新教室を増やしたら、塾としての総合点は、80点より確実に下がる。
利益の確保、スタッフ教育、生徒数の維持、など別の業務やストレスが莫大に増えるからだ(経験済)。
教室を増やし、経営が傾いた塾を複数知っている。
ワンオペ塾なら、100点に近づける努力と工夫だけに特化できる。
教室数・生徒数・利益等が結果論と考えている自分にとって、それらを拡大させようとしている複数教室の経営者は尊敬でしかない 。
結果論とは言っても、結果を出すための工夫や努力はし続け、結果を出す自信はある。
拡大意欲が全くない私は、数ではなく、退塾率や継続率、成績アップ率、顧客満足率等が肝。
私が意識しているのは量より質。
質で分かりやすいところでいうと、月謝価格。
ブランドが高いのと同じで、高額な価格は質がいいと定義(ブランド品でも質が低いのもある、というツッコミは置いておく)。
個人的には1人でできる範囲で最高の質を演出するのに魅力を感じる
そのための方法を3つ紹介。
値上げ方法1(デザイナー談) HPを高級感のあるデザインに変える
ロゴマークを格調高い雰囲気で作ったり、料金表のデザインだけでも高級感を出す。
当然HPに合わせて、自身の身だしなみ、内装、備品、インテリア等もこだわる(カフェ、美容室、ホテル、エステ、コワーキングスペース等が参考になる)。
幣塾はセンスが必要な仕事は、ほぼ外注 業界常識に縛られず、他業種のいいところどりをした。
開業当時から月謝をそれなりの金額にしたかったため、特にデザイナーやコンサル(塾以外)の意見をよく求めた。
1度の投資で、リターンは永遠なのでコスパ最強 キャンセル待ちで安定。
値上げ方法2 松竹梅で松を選ぶようなコース設計
一般的に集客は「松竹梅設計」にすると、竹が一番多く集まる。
しかし幣塾では松が一番人気 松を圧倒的にお得に見せたり、最初に負担が大きくても、先々に大きな成果が得られると感じさせれば、松を一番に選ばせることが可能(コンサルタント談)。
上のコースに誘導されるようなコース設計にするが、 自学力や成績が向上し、手がかからなくなったら、竹や梅に変更可。
月謝は下がるが、サービスが手薄になる。
判断は任意。
減った労力の時間で、新規の生徒を受け入れられるため、収益を増やせる。
実は塾もご家庭もwin-winのコース設計になっている。
値上げ方法3 オンリーワンを寄せ集めた圧倒的の塾になる
幣塾には様々な特徴の一つひとつはマネできても、ワンパックにすると大手でも太刀打ちできなくなる。
他塾と比較されても圧倒的優位。
ここでしか手に入らないから高価格でも入塾したいと思ってくれる。
毎日問い合わせがあり、パニックになるくらい塾に人気が出た 値上げで回避。
当塾のコース月謝値上げ一例 28000円(税込)→38000円(税込)→48000円(税込) →49800円(税込)→49800円(税抜)
値上げ方法1,2,3を使うと、1年間で1万円の値上げは可能だった。
税込から税抜にするだけで、実質5000円近い値上げ(今は総額表示が義務なので、この方法は使えない)。
他塾がやっていない魅力的なおしゃれイベント
話は全く変わるが、教室の空き時間を使って、自習利用で集客。
不労所得(自習室はお試し格安料金で集め、徐々に値上げ)。
他にはハーバリウムなどは外部講師を呼んだ。
保護者どうしや親子で参加していたので、集客イベントとしてもありかも。
今日もブログをお読みいただきありがとうございました。
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