クローは絶体絶命に追い込まれた

もう助からない どうにもならない

今援軍が来てももう遅い 奴らが殺される前にオレが死ぬ、、、

そう思ったら クローはなんかおかしくなってきた


はっ はははっ


にやにや笑うクロー完全におかしくなったのか?かちかちかちかち

AK47の安全装置を外したりつけたり 行動が支離滅裂になっていた


なんかムカついてきたな 、、、


クローは本気で怒ったことは一生に2~3回しかない

普段からテンションが高めだが 本気で怒ることはほとんど無い基本温厚な男である


そもそもなんなんだこいつら こっちは一人だぞ?

良い大人がよってたかって しかも殺しのプロがオレみたいな普通の民間人を?

せめてサシで来いよ プロなんじゃねえのか??

この卑怯者どもがー


そう吐き捨てると クローは自分に向かってくる 捜索兵にむかってつっこんでいった

が、突っ込んでいく途中まるで時間がゆっくり流れてるかのような妙な感覚がクローを包んだ


ん?なんだこの感覚


妙に音が大きく聞こえる はっきりと自分の踏み込む足の音敵の足音が鮮明に聞こえる

どの方向から足音が聞こえるかはっきりわかる 敵の位置は茂みと木で全く見えないが


そこ


そういうと前方にAKを撃ち込んだ 全く何も見えない茂みに向けてである


どさっ


何かが倒れる音がする ヤッタのだろうか


後はこっち


片手でAKを右肩の方向に撃ち込む クローは全く相手を見ないで撃ち込んでいる


ダダダダダダ


どさっ どさっ


何かが倒れる音が二つ聞こえた 


この音は 頭にあたったな


で、こいつはたぶん


ダダダダ


目の前の茂みに撃ち込む


ぐわっ


何かが絶命したような声が聞こえる 茂みに居た男はまだ生きていたようだ

茂みの中を探索すると クローの予想道理 ベレッタを片手に持って今にもクローに撃ち込もうとしてた

兵士が死んでいた その兵士がつけてる装備は他の兵士とは少し違い

全身黒く塗られていた なんとなくクローはその兵士の服を剥ぎ取り着替える

心が無いかのような気持ち悪い余裕である 何があったのだろうか?

その男の黒い防弾ヘルメット 防弾ベストに着替えズボンまで剥ぎ取りそれに着替えると

ポケットからGPSだけ取り出し 自分が着てた服のポケットに入れると

鼻歌を歌いながら 近くにあった木の枝で自分の服でかかしを作り出した

小枝を袖に通し ハンガーのようにしただけの かかしをつくると

それを少し眺めの枝につけ 歩道に向けて 出した


ダダダダダダ


出すや否や凄いスピードでかかしは吹き飛んだクローは鼻歌を歌いながら

得意の(撃ち込んだ弾の角度で撃った人間の位置がわかる)能力で

吹き飛んだかかしの その方向から敵の位置を予測 敵の位置と思われる方向にAKで7発撃ち込んだ


ダダダダダダ


どさ


又何かが倒れる音がした 20メートルほどバックステップで下がり

近くにあった茂みに腰を落とすクロー 茂みの中で おもむろにカートリッジを抜き取り

ゆっくりと 残弾を抜き取る 持っていた10発残しのカートリッジに残った4発を入れると

14発入ったカートリッジを差し込んだ


きたか、、しつこいな


そう呟くとクローは座りながら 又その方向を見もしないでAKを撃ち抜いた