次の週、毎日口座を確認したがやはり振込はない。
金曜日の夜にママに電話したら「ごめんね、ごめんね、来週の月曜日に必ず振り込むわ、振込先もいつも持ち歩いてるわ、◯◯銀行■■支店、口座番号……」
「毎回いつ振り込むと言ってますけど、本当に支払う気があるんですか?」
「そのつもりだけど?」
自信たっぷりに即答したので、驚いた。
「そうですか、月曜ですね、待ちます」
自信たっぷりだけど、少しも信用できない、たぶん振り込まれないと思うけど……。
そして月曜日になったが振り込み?予想通りなし。
あの女、もう無理。さてどうしよう。
そうだこの店を見つけたフロム○ーに相談してみよう。
フロ〇エーの問い合わせ先に電話すると、落ち着いた感じのよい若めの男性が出た。
事情を話すと「店に確認をしてみます」
別途労働基準局にも行ってみた。
内容証明を送る事を提案されたので、代金の無駄と思うが送ってみた。
それから数日後フロムエーから電話あり、前回の男性から連絡があった。
「店に行ったのですが、閉店していました」
え?
「扉に鍵はかかっていなくて入れたのですが、営業している気配はなかったです、ママさんに電話しましたが何回かけても出ません、折り返しもありません」
どうなってるんだ・・・・・・次の日昼間に店に行くと、確かに鍵はかかっていなかった。
中に入ると、扉近くのテーブルの上に私が出した内容証明が置いてあった。
おそらく郵便局員が置いたと思う。
冷房のないせいでむせ返るような店内、テーブルや椅子はあるけど、もぬけの殻のような雰囲気だった。
ママは経営が続けられなくなり、夜逃げしたのか?
その後フロ〇エーに連絡してみた。
「店は閉まってました。私が送った内容証明は店内に放置してありました。ママは電話に出ません。フロ〇エーさんとしては今後どう対応するのですか?」
「実は・・・・・・」
ありえない回答があった。それってママもフロ〇エーもどうなの?
想い出の料理
