楽譜を見て、変わった記号があるなと思ったことはありますか?
 
どの楽譜も最初から最後の小節までただ弾く、
というのは実は少ないんです。
 
大体の楽譜はリピート記号というものがついているんです。
 
 
リピート記号とは?
 
 
特定の小節を繰り返し弾くことを表します。
 
 
リピート記号は種類がたくさんあります。
 
リピート記号は2回に分けて教えたいと思います。
 
 
今回は4つのパターンを紹介します。
 
 
まずは上の画像①を見てください。
 
1番最後の方に記号がありますよね?
 
この小節線はよく見られるリピート記号の1つです。
 
 
この場合の演奏順は
A→B→C→D→A→B→C→D
と弾きます。
 
これは永遠に繰り返すわけではなく、
繰り返すのは1回だけです。
 
 
 
次に②を見てください。
 
今度はCとDに小節線がありますよね。
 
 
この場合
A→B→C→D→E→D→E
と弾きます。
 
①のように最初から最後の小節全部を弾くのではなく、
部分的な小節を弾く記号もあります。
 
 
 
では③
 
次は小節線だけではなく、
上に数字も書かれていますよね?
 
 
この場合は
A→B→C→D→A→B→C→E
と弾きます。
 
最後の小節からDの小節線があるところまで弾き、
また最初に戻り、
Cまで弾いたらDを抜かしてEを弾きます。
 
繰り返したい最後の小節を変えるときにこの記号を使います。
 
 
 
最後に④
 
 
ここまでくれば分かる人もいるかと思います(^^)
 
 
②と③の要素が重なったパターンが④になります。
 
 
この場合の演奏順は
A→B→C→D→B→C→E
となります。
 
 
最初から丁寧に学べば、一見複雑に見えるリピート記号も簡単に使えます!
 
 
ぜひピアノを弾くときは、このリピート記号も意識して弾いてみてください(*^▽^*)
 
 
 
次回は覚えておきたいリピート記号その2を教えたいと思います。
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/~~
 
あいり