皆様、生きてますよ~😊 
久々に日本とアメリカの違いを実感することがあったので、ブログ書いてみることにしました。

2月はまるっと一ヶ月、娘の幼稚園探しに奔走しておりまして。
10箇所以上に連絡し、7箇所見学に行きました。
そしてこれからまだ見に行こうと思います。

ちなみに、基礎知識として。
カリフォルニアの幼稚園、保育園に相当するものは、日本でいう年長組からはキンダーカーテン(5歳から)になります。それ以前は任意。
このキンダーガーテンは保育というよりもう小学校のようなもの。アルファベットや数字などを勉強するところです。

北カリフォルニアのキンダーガーテンの様子はこのブログが参考になりました。
キンダーガーテン、一学期を終えて

それよりも前が日本でいう幼稚園、保育園にあたる。
日本でいう3年保育は、 9月に2歳半になっている子からこのキンダーまでの3年保育が多いようです。
とはいっても日本のように全日制ではなく、週2日半日、週3日、週5日で選べます。
もちろん私達家族のように、娘は祖父母に預けている子供も多いです。

とりあえず、驚いた事を3つあげると:

1. 願書受付時期が半年以上前のところが多い。という事はすでに埋まっていて入れない(ノ_・。)
2. 費用が高い。週5日9am-3pmで$1200-$1700 (シリコンバレーのみ)
3. 幼稚園によって特色に違いが有り過ぎる

1について。
これを書いているのは1、2月のことですが早いところでは秋学期の募集がすでに始まっていて、3月や4月から入りたいといってもほぼ空いてない。

シリコンバレーは米国内で景気がいい地域のため、人口増=子供の数も増えていて、どこに電話しても"FULL"です、って返ってくる。
2歳半(またはもっと若い時)から3年保育を考えている親も多く、すでに在校生がいる幼稚園はその子たちやその兄弟を優先するため、新規は取らないってっていうところもあり。

ちなみに、ほとんどの幼稚園は1年やセメスターごとに契約更新が行われているため、契約更新しないと自動的に退学になります。
私は義母とシッターさんがみてくれているので、幼稚園には入れてなかったんですが、情報収集に遅れをとり、3歳になる娘を持つ母親としては焦りまくって今月はあまりよく寝られませんでした💦

2. とにかく高いですヽ(`Д´)ノこれね、片親しか働いてない家の子の親に聞いてみたらやっぱり週2、3日午前中くらいしかいかせられないっていってます。
Kindergarten(5歳~)は保育園とは言わず小学校の一部とカウントする、と書いてあるウェブもありました(下記)
いろいろ調べると市の幼稚園も一応ありました。私立の幼稚園と比べると比較的安いけど、日本と比較したら高い(週2日で$200前後)

安いところはWaiting listすでにいっぱいで、私が住んでいる市は入学するのに1年以上かかるとのこと。都内と比較したら入りやすいのかな…?

In California, a child must be five years old BEFORE September 1 in order to enroll in kindergarten. Elementary school is kindergarten through 5th grade (ages 5-10), middle school is grades 6-8 (ages 11-13), and high school is grades 9-12 (ages 14-18).

3. アメリカには人種だけじゃなくいろんな考え方の人が住んでいて、"常識"なるものは個々で違うとはわかっていたものの、ここまで違うのか、というくらいの差に驚きました。

・幼稚園によって人種構成に差がある
→もちろん日本の幼稚園、バイリンガル幼稚園、日本語を軸にしたインターナショナルスクールなどは、日本人や日本人のハーフの子が多いですが、普通の米系幼稚園もロケーションやその特色によって人種が違う。

例えば、私立の小学校を併設している、どちらかというとアカデミックな特色が強い幼稚園を見に行ったら、9割がインド系でした。
どうやらここは数学のレベルが高いようで、インド系コミュニテイで有名のよう。
また、どちらかというと遊具やおもちゃを使って遊ぶなど、自ら体を使って好きなことを伸ばす教育に力を入れているところは、9割白人。
アジア人は数人。どちらも私の職場と実家から10分程度のところなのに、こんなにも違う。

・教育方針の違い
今回いろいろ見て回って感じたことですが、米系は褒めて伸ばす教育が主なのに対し、日系はしつけで子供を育てるところが多い。
私は前者が気に入りました。

早くから、『これが常識です』というのを植え付ける教育は苦手です。

海外に移住した際、日本の常識に束縛されてきた私の人生なんだったんだ、と感じたことが多々ありました。
子供一人一人に合わせて、いいところを伸ばしていく。
そんな教育方針を持っているところにいかせたいな、と思いました。

とはいえ、日本の文化も理解できる視野の広い子になってほしいな、という思いもあり、
週2日米系、週2-3日は日系のところに通わせたいなと思っています。
実際主人も当時は日本の幼稚園はなかったものの、3歳から日本語補習校に通っていました。

同じ日本人なのに、海外在住や地域の事情を理解せず、日本の常識を強制する人たちには閉口することの多い主人も、私も、
日本の文化が好きなので、娘にも少なからず日本の文化を体験させてあげたいな、と。

また色々なことがはっきり決まったらご報告しますね。