こんにちは。
テリーです。
ではパート3です。
パート3は
一旦ティーダたちの
話は中断で
あるお話が進行していきます。
新キャラだらけなので
名前がこんがらがるかもです。
今後は
毎パートごとに
ティーダの話とあるお話が
交互に進んでいきます。
では、ネタバレOKな方は
この先読んでください。
~3~
屋根の上に何かいる!
一号吸排気ダクトの最上階で
寄り添っていた男女は
慌てて身体を話した。
暗い中
二人は息を殺し、耳に意識した。
固いものが鋼板に当たる音だ。
これはなんでしょうか?
そう聞くのはクシュ。
鳥だ。この力強さはカモメだ。
ヴァルムが答えると
クシュは安心して
また横たわった。
(ヴァルム……男 クシュ……女)
クシュはなぜカモメとわかったのか
ヴァルムにきく。
この上に上がれるのは鳥。
このあたりの鳥はカモメしかいない。
ヴァルムは冷静に考察。
クシュは
さすがですね、ヴァルム氏。
でもカモメは何を?と問う。
カモメに訊いてくれ。
それもそうですね。
二人はそんな会話をする。
クシュは
幼少期に召喚士の
素養を見い出され
ベベルの保護区とこの島しか知らない。
だからおどろくほど無知である。
なのでヴァルムが言うことに
感心するのはそのせいだ。
二人は三年前に出会った。
最初はからかられている。
特別待遇で甘やかされた召喚士め!
と内心蔑んでいた。
しかし
事情を知り
その境遇に同情するようになった。
同情はしだいに愛情に変わっていた。
ヴァルムはそれに気づいたとき
困惑した。
召喚士に心を奪われるとは想像してなかったから。
召喚士とは
幻光に対する感受性が特別高い
特異者のことだ。
幻光とは死者の魂のこと。
ヴァルムは
召喚士は死に取り憑かれた
不吉な者という印象を受けていた。
しかしクシュ、
いや、ほかの召喚士は
普通の感情を持つ人間だった。
それなのに当局は
召喚士を対ザナルカンド特務部隊と
規定して人生に制限を加えた。
自ら入隊したのではない。
召喚士の素養を持つのは
希少なので選択肢がない。
召喚士は当局に人生を捧げることで
家族を養っていた。
召喚士を出した家は
死後二十年まで生活を保証される。
優雅に見える
クシュの家は
貧しい。
島で生きる代わりに
親を貧困から救った。
ヴァルムは
俺は先に戻る。べドールが待ってるからな。
という。
はい。ヴァルム氏。
今度はべドールなしで会えませんか?
クシュはそういった。
ヴ なぜだ?干渉されたのか?
ク いいえ、ふたりきりになりたいのです
ヴ 誰がお前の輿を運ぶ?
クシュは少し笑い
ヴァルム氏。私は自分の足で
あなたと同じ、いやあなたより
軽やかに歩くことできますよ。
と言う。
ヴ それはそうだが、敵が放った毒虫が
繁殖している。もしものことがあったら。。。
ク その虫に噛まれると痛いのですか?
ヴ 地獄の苦しみだ。
ク 地獄は嫌です。
クシュは笑う。
ヴァルムは
地獄は
神に逆らったものが送り込まれる
あらゆる不愉快と苦痛に
満ちた場所。
行きたくなければ神に従う。
そうすれば死後、異界の花として
咲くことができる。
というに話を幼少期
祖母からよく聞いたことがあり
よくクシュに寝物語として語っていた。
ク べドールの力を借りずに、虫に噛まれない
方法はありませんか?
ヴ そうだな、きけんな場所は俺が抱えてもいい
ク それは。。。。素敵です。
そんなこんなで
ヴァルムは先に階段を降り
べドールに指示を与えるため
中央の螺旋階段に向かう。
クシュは窓のような排気口の前で膝立ちになり
外を見ていた。
女神ルチェーラのように細い身体。
翼がないくらい不思議なくらい。
クシュは
海岸に人が居ます。もしかして。
と言う。
慌ててクシュの隣に行くヴァルム。
桟橋に若い男のような影があった。
波打ち際に小さいボロ船がある。
漂着した遭難者にみえる。
しかし、それでもこの島に
侵入したのは命を捨てた
ということと同じだ。
ヴァルムは男を観察しつつ
クシュに服を着るように言う。
べドールを呼ぼうと指笛を吹こうとするが
タイミングが難しい。
男は船からボールを取り出し
足下に置いた。
それをどうするつもりだ。
遭難者がボール遊びなどありえない。
男は横顔をこちらに、向けて
空を見た。
そう見せかけて
こちらを確認した。
男はさりげなくボールから数歩下がる。
ヴァルムは気づいた!
あのボールは爆弾だ!!!!
クシュを抱えて窓側から引きはがし
中央の柱に身を寄せた。
螺旋階段を下ろうとしたとき
背後で爆発が起きる。
クシュの頭を胸に抱えながら
階段に背中を強く打った。
なんとなく、火薬の匂いがした。
気を失う予兆だ。
意識を取り戻したらすぐにあの男を殺す。
この島を異端の魔導師の好きにはさせない。
ヴァルムはそう思った。
パート3終わり!!!
少しこのパートは
わかりにくいですよね。
俺も初読みのときはわかりませんでした。
この二人の関係は?べドールとは?
敵がいる?ベベル?ザナルカンド?
謎が多いですね。
まずこの島は何でどこで起こってる話なのか?
まぁそれはいずれわかります。
けど
いずれ説明はあると思いますが
一応わかりやすいために補足を。
まず、ヴァルムとクシュは
ユウナとティーダのように
召喚士とガードのようなものです。
べドールというのは
ようは家畜以下の奴隷のような存在。
べドールは少し物語に関わってるので
覚えておいた方がいいです。
次の更新はいつになるかわからないです。
できるだけ早めに。
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