『封印された女神 瀬織津姫とは何者??』なぜ岩手の地で出会ってしまうのか④✨
瀬織津姫と同一とされている姫様に『七夕伝説』に出てくる織姫様がおりまして、『機織り』イコール『お蚕様』・・・といえば、前回に引き続き、遠野物語の民話によく登場する神様にオシラサマがおりますオシラサマという名前を初めて知ったのは、岩手県遠野市の観光名所の『カッパ淵』に行った際に立ち寄った『伝承園』という施設でした遠野伝承園伝承園は、その昔当たり前にあった遠野の人々の生活文化を守り、後世に語り継いでいくための施設です。日本のふるさとの原風景を、目で、耳で、肌で感じてください。www.densyoen.jp施設概要 野地方の農家の昔の生活様式を再現し伝承行事、昔話、民芸品の製作・実演などが体験できる。国の重要文化財に指定されている曲り家、遠野物語の話者「佐々木喜善記念館」、千体のオシラサマを展示している「御蚕神堂」などがあり、民話と伝説の里、遠野自然と共に生きた人々の暮らしを垣間見ることができます。そこにある『御蚕神堂』(おしらどう)には、この地方に住む人々にとっての家の守り神とされているオシラサマが展示されていました。怖くて写真を撮ってなかったので、じゃらん旅行記から写真をお借りしました・・木製の棒の先に馬や人の顔が彫られており、願い事を書いた布を頭からかぶせて祀られています。その木の棒に上から新しい布をどんどんかぶせていくので古いものはかなり着ぶくれてました1000体ほど展示しているようで、圧巻でした神様なんだけど、、呪いの〇〇人形に見えなくも無い異様な空間でした木彫りの馬に着物を着せる・・戦慄シュールな馬と着物の組み合わせですが、こんなお話しがありました。オシラサマの始まり昔あるところに貧乏な百姓がおりました。妻を早くに亡くしたが、とても美しい娘がいました。一匹のかわいい馬も飼ってました。 娘はこの馬が好きで、いつも馬屋へ行きお話をしましたが、そのうち夜になると馬屋に行き一緒に休むようになりました。そして年頃になると、娘は馬と夫婦になってしまいました。 父がおかしいと思ってたが、ある夜一緒にいるところを見つけて驚いてしまいました。父はだんだん馬のことが憎らしくなりました。 次の日、娘がいなくなるのを待って父は嫌がる馬を連れ出し、そして高い桑の木にぶら下げて殺してしまいました。 娘が帰って来たら馬がいないので父にたずねました。父ははじめはごまかしていたが、後で白状してしまいました。娘は驚いて桑の木へ走っていきました。そして死んでしまった馬の首に抱きついて泣きました。 あまり泣くので父はまた憎らしくなり、斧で馬の首を切り落としてしまいました。その馬は娘を乗せたまま天へ昇ってしまいました。という伝承があり(ツッコミどころだらけね)『オシラサマ』はこの時にできた神様で、馬を吊り下げた桑の枝で神像を作ったそうです・・この話の後日談として、娘は残される父へ『庭の臼の中を見てください』と告げ天へ飛び去りました。翌日臼の中を見ると、馬の頭をした白い虫がわいていた。その蚕を桑の葉で育てました。それが養蚕の始まりとされるオシラサマは東北地方で、特に青森県と岩手県で信仰されているようで、その背景に山岳信仰や農業や養蚕など生活の糧の馬に対する信仰が混ざり合ってできた神様という見方があるようです話の源は中国の捜神記の『馬娘婚姻譚』とも言われています。そっちの伝説は娘は冷酷で、父はもっと残虐な内容みたいでなにやら馬の〇し方が、射殺して皮を剥ぎ広げてさらしたとか・・・この『娘と馬と蚕』の物語と、機織りの瀬織津姫との関連性は・・無いかなぁぁと思っていたのですが、古事記で、天照大神が天岩戸に隠れた理由を思い出しましたアマテラスが機織り場で神様の着物を織らせている時に、スサノオが馬の皮をはいで、その馬を機織り場の天井に穴をあけて投げ込む。これに驚いた機織りの娘は、そのひょうしに機織りで使う道具で女陰をついて死んでしまう。。。この日本神話で3人のキャストが揃ったように思えます。この機織りの娘は『萬幡豊秋津師比売命』(よろづはたとよあきつしひめのみこと)と言い、別名を栲幡千千媛萬媛命(たくはたちぢひめよろづひめのみこと)とも。機織りや織物に関係がある名前だそうですなんだか祓戸女神の速開津姫(はやあきつひめ)と名前が似ていますっここで、瀬織津姫の名前が出てくる『ホツマツタエ』という古文書を調べてみましたそしたら、なんと つづく 遠野物語をゆくAmazon(アマゾン)2,200〜4,400円