ご無沙汰しております、藍蘭堂のまりです
台風15号の影響がまだ続いていますね
千葉では今なお2万戸で停電だそうです
本当に早く復旧される事を心より願っております

ちなみに藍蘭堂のネット回線と電話回線も影響を受けておりまして。
ご迷惑をおかけしましてすみませんでした。



さて、本日は金属のお話です指輪
金属にも色々あります
身近なところですと
◆プラチナ
◆金
◆銀
・鉄
・アルミ
・銅
・鉛
◇ステンレス
◇真鍮
辺りでしょうか!?

突然ですがここで問題です。
上の一覧で以下2つと他の金属の違いはなんでしょうはてなマーク
◇ステンレス
◇真鍮







答えは更に下へスクロールしてね










正解は
純か合金か(元素か否か)ビックリマーク
◆プラチナPt
◆金A u
◆銀Ag
・鉄Fe
・アルミAl
・銅Cu
・鉛Pd
◇ステンレス 鉄Fe+クロムCr(+ニッケルNi)
◇真鍮 銅Cu+亜鉛Zn

金属はこんな感じで元素で分類も出来ますが
もう一つ貴金属卑金属(ひきんぞく)という分類もありますひらめき電球
貴金属は腐食しづらくジュエリーとして使われるプラチナ、金、銀等を指します。
卑金属は腐食し易くジュエリーとして不向きな貴金属以外の金属を指します。

女性の方は見覚えがあると思いますが良くジュエリーの刻印でPt900、K18、SILVER925なんて見ますよね。
Pt900→900/1000がプラチナ
K18→18/24が金
SILVER925→925/1000がシルバー
という意味なのですが、メインの金属以外に
シルバーやパラジウム、銅等を混ぜたりします。
パラジウムって聞きなれないと思いますが、
実はこの中の金属のどれよりも硬くて白色系の貴金属です。
最近だとプラチナや金と変わらないお値段だったりします😅

なんでわざわざ別の金属を混ぜるのかって不思議に思いませんか?
純の方が良さそうな気がしますよね?
ちゃんと理由がありますビックリマーク

まず金属を混ぜるとそのままよりも硬くする事が出来ます。
実はプラチナや金や銀て結構柔らかいんです。
ダイヤモンドのモース硬度が10
プラチナは純のままならモース硬度4.3
は純のままならモース硬度2.5
銀は純のままならモース硬度2.7
因みにガラスがモース硬度5
人の爪がモース硬度2.5
と言われています。

配合や製法によっても硬度は変わるのですが
これが合金になるとモース硬度6前後くらいになります。
皆様が金属が硬いイメージを持つのはおそらくこのせいですね。

その他加工性の向上など合金にするメリットは実は色々あります。
そうは言ってもせっかくの貴金属に混ぜ物なんてと思われる方に朗報です。
混ぜ物を貴金属同士にする方法があります!

これはシルバーの合金です。
普通シルバーの割金(混ぜ物)は銅を使いますが
こちらは銅代わりにプラチナを使っています。

因みに金属アレルギーでシルバーが着けられないと思っていた方が実はシルバーではなく銅アレルギーだった為、プラチナ割のシルバーは着けられたという事例もあります。

因みに私もアレルギー体質です。
パラジウムにも微弱反応するのが分かっているのでプラチナはパラジウムが入っているため着けません。

アレルギー検査は基本的に病院でお願いしておりますが
ジュエリーのご相談はお気軽にご相談くださいませ☺️


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